弘前公園/弘前城にある「喫茶北の郭」「武徳殿休憩所」。

アップルパイの食べ比べセットや限定お土産を楽しむことができ、弘前公園の広大な敷地内を散策した後の休憩にぴったりの場所です。

今回は、おすすめメニューやおすすめお土産を紹介します。

明治時代に建築された武徳殿休憩所

弘前公園の有料観覧区域内にある「武徳殿」。

武徳殿の歴史は古く明治末期に建築され、柔剣道を行う練習場として使用されていました。
しかし平成になり、武徳殿と近くにあった休憩所が老朽化してしまいました。

そのため1998年に武徳殿と休憩所の改修工事を行い、喫茶店や土産物屋を兼ね備えた休憩スペース「武徳殿休憩所」となり、現在に至ります。

ほっと一息、喫茶北の郭でアップルパイの食べ比べ

弘前公園は広く、園内や弘前城をじっくり見学すると2時間～2時間半程時間が経過するため、疲れを感じる方も多いでしょう。
そんな時、武徳殿休息所で一息つくのがオススメです。

弘前城本丸の鷹丘橋を渡った先の、北の郭(くるわ)内に武徳殿休憩所はあります。
武徳殿休憩所の中にある「喫茶北の郭」。
コーヒー、りんごジュース等の飲み物や、カレー、トースト含む軽食、そしてアイスなどのデザートも販売しています。

中でもおすすめのメニューは、食べ比べできる「アップルパイセット」〈700円(税込)〉です。
「タムラファーム」と「菓子司みしま」の二種類のアップルパイの食べ比べができます。

タムラファームのアップルパイはサクサクの食感と甘酸っぱさを感じつつ、りんごの果実を楽しむことができる一品です。
また菓子司みしまのアップルパイは半月の形をしており、りんごジャムのような餡としっとりとしたパイ生地を楽しめます。

セットドリンクはコーヒー・紅茶・リンゴジュースのいずれかが付きますので、お好みの飲み物とアップルパイを一緒に召し上がってみてはいかがでしょうか。

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【オススメお土産】嶽きみのコーンスープ 

北の郭に隣接している武徳殿休憩所にはお土産販売所があります。
お土産販売所ではりんごのお菓子やりんごジュース、津軽の伝統工芸であるこぎん刺し、津軽塗りなど様々なお土産を取り揃えています。

おすすめのお土産品は「最中で包んだ嶽きみスープ」〈648円(税込)〉です。
弘前市にある岩木山南麓の嶽高原で栽培された、「嶽きみ」を使用したスープです。

嶽きみは独特の厳しい気候で栽培されている事と、昼夜の寒暖差や激しさが相まって、一般的なメロンよりも甘く、糖度が18％以上あります。
嶽きみスープには、嶽きみ農家である鈴木農場で生産された嶽きみと、石川県の老舗である加賀種食品工業が作った香ばしいもなかが使用されています。

最中を暖かい牛乳やお湯等と一緒にカップへ入れ、最中を溶かすようによく混ぜるとスープが完成します。
第五回新東北みやげコンテストで最優秀賞を受賞したお土産ですので、友人やご家族へ購入してみてはいかがでしょうか。 

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弘前城天守の売店で購入できるおススメのお土産とは

弘前公園では武徳殿休憩所の他にも、弘前城天守の中にある売店でお土産を購入することができます。

こちらでは、弘前さくらまつりの花筏をプリントした「ポストカード」〈160円(税込)〉や、さくらや紅葉を写した「クリアファイル」〈400円(税込)〉等、記念品が多く販売されています。

一押しのお土産は、お一人様一枚しか購入できない弘前城の「登城記念符(とじょうきねんふ)」〈300円(税込)〉です。
中央部分に津軽藩の家紋「杏葉牡丹(ぎょうようぼたん)」をあしらい、その上に「弘前城」と筆記したデザインです。
枠部分には津軽の伝統文化・こぎん刺しを模したデザインが施されています。

弘前城を訪れた記念にぜひ購入されてみてはいかがでしょうか。

また、登城記念符は弘前城を訪れる時期によって購入場所が変化しますで注意が必要です。
4月1日～11月23日までは弘前城天守売店と弘前城情報館の２か所で購入することができますが、11月24日～3月31日までは弘前城情報館のみで販売していますので、ご注意ください。 

まとめ

今回は弘前公園内の武徳殿休憩所内にある喫茶北の郭のおすすめメニューや、武徳殿休憩所内で販売しているおすすめお土産について紹介しました。

余談ですが、弘前公園には駐車場がなく、追手門の近くにある弘前市立観光館等、近隣の駐車場を利用することになります。
おすすめは、津軽藩ねぷた村の駐車場です。

津軽藩ねぷた村では、津軽三味線の演奏や津軽の工芸品等の津軽文化に触れることができる施設で、弘前公園を訪れた際、ぜひ併せて観光してほしいです！

次回も弘前市について色々と紹介していきますので、お楽しみに。