【りんご公園】リンゴを見て・獲って・知って楽しめる観光地!

体験



青森県弘前市は全国りんご生産量の20パーセントほどを占めていることから、りんご王国として知られています。
そのため弘前市内はアップルパイやりんごのお菓子を取り扱っている店舗が多いことで知られていますが、弘前市内にりんごの収穫体験ができ、りんごの歴史について学べる観光スポットがあるのを皆さんはご存じですか。
その観光スポットの名前は「弘前市りんご公園」です。
今回は青森県弘前市にある「弘前市りんご公園」の見どころや収穫できるりんごなどについて紹介したいと思います。 

弘前市りんご公園とはどんなところ?
広大な敷地内でりんごを見て・食べて・体験できる観光スポット




青森県弘前市にある「弘前市りんご公園」。
「弘前市りんご公園」は約9.7haの広大な敷地を持ち〈東京ドーム約2倍〉、園内には約80種類・約2300本のりんごの木が植えられ、りんごを見て・知って・食べてりんごの知識を深められる施設がたくさんあります。
例えば「弘前市りんご公園」にあるりんごの家ではりんごを使った軽食やデザートなどを販売し、さらにりんごの事を観光客の方に知ってもらうため、りんごの歴史について映像で知ることができる展示室も開放しています。
また「弘前市りんご公園」ではりんごの収穫体験を8月上旬~11月の中旬まで開催してお り、シーズンごとに収穫できるリンゴの品種も変化していくため、様々な種類のりんごを収穫することができます。
このようにりんごの知識を深められる場所だけでなく、りんご公園から望む景観も素晴らしく、フォトスポットもたくさんありますので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
 

りんご公園を巡るオススメ散策ルートは!?




「弘前市りんご公園」は東京ドーム約2倍の広さを持った広大な敷地であるため、適当に散策しても面白いですがすごく疲れてしまいます。
そのためここからはおすすめの「弘前市りんご公園」散策ルートを紹介したいと思います。
「弘前市りんご公園」に到着したらまずはりんご畑を散策。
春にはりんごの木から芽吹くきれいな花、秋にはりんごの実を見ることができます。
更に晴天時には、りんご畑から津軽富士と呼ばれる雄大な岩木山の景観を楽しむことができます。
りんご畑を散策したら次は「弘前市りんご公園」内にあるりんごの家へ。
りんごの家の軽食やデザートでりんご畑を散策した疲れを癒した後、旧小山内家住宅を見学。
旧小山内家住宅ではりんご栽培の歴史をパネルで紹介し、古い農機具なども一緒に展示しています。
次の散策ルートは弘前シードル工房kimoriです。
弘前シードル工房kimoriでは事前に予約をしているとシードルの試飲することができますので、ぜひお試しください。
そして最後にりんごの家に戻り、お土産品を購入するルートがオススメです。

所要時間1時間ほどで「弘前市りんご公園」を散策することができるので、ぜひこちらで紹介したルートで園内を巡ってみてはいかがでしょうか。
このようにりんごのことについて見て・食べて・体験しつつ、景観も素晴らしい観光スポット・りんご公園ですが、どのようなコンセプトで運営しているのでしょうか。 

地元の方や観光客の方にりんごの知識を深めてもらうために


「弘前市りんご公園」はいったいどのようなコンセプトで運営しているのでしょうか。
「弘前市りんご公園」の担当者の方にコンセプトを伺うことができたので、紹介したいと思います。
弘前市りんご公園広報担当者「りんご産業はりんご農家の方の高齢化と後継者不足により、年々少なくなってきています。
この状況を打破するために、まずは観光客や地元の小学生などにりんごの知識を知ってもらいたいです。
農家の方がどのような方法で栽培しているのかも知ってもらい、実際にりんごの収穫を体験してもらうことで、農家の方の苦労やりんご産業のことを深く知ってもらいたい、りんご農家の仕事に興味を持ってもらいたいと考えています。
またりんご産業の促進を図るため、アップルパイやシードルの販売に加え、りんごについての情報提供〈例えば弘前市内でおいしいりんごのお菓子を販売しているお店を教えたり〉などを行うことで、りんご産業の促進を図りたいと考えています。」と仰っていました。
このコンセプトの元「弘前市りんご公園」ではりんごにまつわる色々なイベントを開催しています。
いったいどのようなイベントを開催しているのでしょうか。
ここからは「弘前市りんご公園」の見どころについて紹介しましょう。 

【見どころその1】りんごの収穫体験で楽しもう




「弘前市りんご公園」では8月上旬~11月中旬まで楽しめるりんごの収穫体験イベント〈収穫体験の値段は市場価格によって変わりますので、HP:URLをご覧ください。
また団体様は予約が必要です〉がオススメですが、どんな品種のりんごを収穫できるのでしょうか。

8月下旬から開催されるりんご収穫体験で収穫できるのは「未希ライフ」です。
こちらのりんごは果汁が多くてりんごの甘みと酸味を楽しむことができます。
また9月上旬~中旬の収穫体験では「つがる」が獲れます。
「つがる」は甘みが強く、食感の良いりんごとして知られ、そのまま食べてもジュースにしても最適。
11月になると「ふじ」と「王林」を収穫できます。
「ふじ」は甘み・酸味のバランスが程よく取れて、王道のりんごと言える品種。
「王林」は黄緑色のりんごで甘いりんごの香りを強く感じます。
このようにシーズンによってりんごの収穫体験を楽しむことができますが、初めてりんごを収穫する方も多いかと思います。
ちゃんとりんごを収穫できるのでしょうか。

りんごを始めて収穫する方もご安心ください。
「弘前市りんご公園」のスタッフの方が丁寧に収穫の方法を教えてくれます。
8月下旬~11月中旬は「弘前市りんご公園」でりんごの収穫体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。
 

【見どころその2】展望台から望む景観




「弘前市りんご公園内」にはすり鉢山と呼ばれる展望台があります。
すり鉢山は江戸時代に鉄砲・大砲を訓練するための練習用に作られた台地ですが、こちらから望む景観はとってもきれいで、りんご公園内の一押しフォトスポットとして人気を博しています。
すり鉢山からは「弘前市りんご公園」の全景が見渡せ、近隣のりんご畑を見ることができます。

天候に恵まれれば、すり鉢山からは岩木山や世界遺産で有名な白神山地に加え、津軽山地や八甲田の山並みなど、絶景を望むことができます。
「弘前市りんご公園」へいらしたら、すり鉢山から望む雄大な自然の絶景を覗いてみてください。 

【見どころその3】りんごにまつわるイベントの数々



「弘前市りんご公園」では季節ごとに様々なイベントを開催しています。
例えば、5月上旬に開催されている「弘前りんご花まつり」は、りんごの花びらで作る『りんごのキーホルダー作り』や、りんご箱を使って自分だけのオリジナルりんご箱を作成できる『世界で一つのりんご箱』、アップルパイの食べ比べなど、りんごを扱ったイベントが盛りだくさんのお祭りです。
「弘前市りんご公園」では他にも11月上旬から開催される「弘前りんご収穫祭〈開催時期についてはHP:https://www.hirosaki-kanko.or.jp/edit.html?id=ringoparkをご覧ください〉」と呼ばれるイベントも開催されています。
「弘前りんご収穫祭」もりんごの枝を使った「リース」作りや、ちょっと傷んでしまった訳ありりんごの詰め放題に加え、りんごのお菓子やスイーツを堪能できる出店やフードコーナーなどイベントが目白押しです。
このように弘前市りんご公園内では季節に合わせて色々イベントを開催していますので、イベントに合わせて訪れるのもいいかもしれませんね。 

まとめ


今回は弘前市りんご公園について紹介いたしました。

余談ですが弘前市りんご公園の近くにはアップルロードと呼ばれている国道七号線~旧岩木町地区を通っている道路があります。
アップルロードの沿線には多くのりんご畑があり、りんごの花が咲く春の時期やりんごの実がなる秋の時期に通るととってもきれいですので、弘前市りんご公園へ向かう際や帰り道にアップロードを通ってみてはいかがでしょうか。

今回のように弘前市の観光スポットなどを次々と紹介していきますので、次回もぜひお楽しみに。
名前:弘前りんご公園 
場所:弘前市大字清水富田字寺沢125番地〈弘前駅から車で約15分〉 
営業時間:午前9時~午後17時まで 
定休日:年中無休 
TEL:0172‐36‐7439 
HP:https://www.hirosaki-kanko.or.jp/edit.html?id=ringopark