弘前の秋~冬の観光にオススメなのは、なんと言ってもりんご園。
収穫体験のできる果樹園や、人気のりんごの品種、売れているりんごスイーツのお土産を一挙に紹介します。
青森県の名産品であるりんごを味わい尽くしましょう!
弘前市はりんごの生産【日本一】
青森県のりんごが日本一であることは有名ですが、実際には年間どのくらいの量が生産されているかご存知でしょうか?
実は日本国内で生産されているりんごの約20%は、弘前市で育ったりんご達なのです!
そのため弘前市には、りんごにちなんだものがたくさんあります。
りんご園を縫うように通るアップルロードやりんごの形をしたカーブミラー、りんごのオブジェが乗っている郵便ポスト、弘前市りんご公園などまさにりんごづくしです。
りんごの花が咲く5月頃には「弘前りんご花まつり」、そして収穫の時期には「りんご収穫祭」といったお祭りも開催されています。
人気のある品種は「ふじ・つがる・王林」の3種
弘前市で生産されているりんごは「ふじ」をはじめ、「つがる」「紅玉」「世界一」「ジョナゴールド」「陸奥」「金星」「王林」等種類が豊富です。
中でも人気とされるのが「ふじ」「つがる」「王林」の3種類。
「ふじ」は、シャキシャキとした歯ごたえと甘味の強い果汁が豊富であることから、人気が高い品種となっています。
収穫期は11月頃です。
「つがる」は、酸味が少なくジューシーな甘さとサクッと柔らかめの果肉が特徴の品種です。
早生種なので、8月頃から収穫することができます。
「王林」は、飛び抜けた甘い香りと独特な風味を楽しむことができる青りんごです。
最近ではりんご娘の王林さんがさんが全国的にも大人気なので、知っている方も多いかもしれませんね!
11月頃に食べごろを迎えます。
りんごにもそれぞれ個性があり、好みは人それぞれです。
色々な種類を食べてみて、ご自分の好みのりんごを見つけてみるのも楽しいですね。
好きなりんごを獲ってみよう!収穫体験ができる農園・施設
すでに収穫されたりんごはもちろんおいしいですが、自分でとったりんごはさらにおいしく感じられるはずです!
そこでここからは、りんごの収穫体験ができる農園・施設を5つご紹介します。
農園で収穫可能な品種や収穫体験の予約方法も要チェックです。
弘前市りんご公園
広大な敷地に約2,300本ものりんごの樹が植えられており、品種の数はなんと80種!
どのりんごが食べごろかなど、公園スタッフが丁寧に教えてくれるので旬のりんごを楽しむことができます。
りんごのお酒「シードル」やりんごにこだわったお土産品なども販売しているので、りんごを満喫するにはピッタリの場所です。
〇施設名:りんご公園
〇場所:弘前市大字清水富田字寺沢125〈弘前駅から車で約15分〉
〇電話:0172‐36‐7439
〇営業時間:9:00~17:00
〇定休日:年中無休
〇公式
・HP https://www.hirosaki-kanko.or.jp/edit.html?id=ringopark
・Instagram https://www.instagram.com/ringokouenmatsuri/
・Twitter https://twitter.com/hi_applepark
〇その他
・りんご狩り時期:8月上旬~11月上旬
・りんご狩り料金:100g/37円
・申し込み方法:りんご公園内「りんごの家」にて申し込み
※基本予約不要、10名以上の団体は事前予約必須
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【りんご公園】リンゴを見て・獲って・知って楽しめる観光地!
【りんごの家】りんごを使用したお食事メニューが気になるものばかり!お土産品・展示館も備えた施設
津軽ゆめりんごファーム
出典先:津軽ゆめりんごファーム
減農薬にこだわった、体に優しいりんごが特徴の農園です。
水・砂糖・保存料を一切使用していないりんごジュースや、その他無添加の加工品が販売されています。
果物狩りの他、農作業体験もできるので、予約の際はお間違いないようお気を付けください。
〇店名:津軽ゆめりんごファーム
〇場所:青森県弘前市小沢山崎44-4
〇電話:0172-87-6089
〇営業時間:10:00~16:00
〇定休日:水曜日、11月中旬~6月中旬頃は休業期間
〇公式:HP https://yumeringo.net
〇その他
・りんご狩り時期:9月上旬~11月中旬
・りんご狩り料金: ■大人1,000円(税込) ■小人:550円(税込)
・収穫できる主な品種:王林、早生ふじ、サンふじ、ジョナゴールド、紅玉など
・申込方法:来園予定の2日前まで、電話・メールまたはじゃらんより予約申込必須
※申込方法の詳細は公式HPからご確認ください。
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【ゆめりんごPATISSERIE】自社農園で栽培したりんごのこだわりアップルパイ
有限会社 ANEKKO 直売所 野市里(のいちご)
有限会社ANEKKOが運営する「直売所 野市里」は道の駅のような施設で、地元でとれた安全・新鮮な食材が販売されています。
ANEKKOのりんご収穫体験は、「りんご一枝オーナー制度」という方法で実施しています。
あなた自身がりんごの木の枝のオーナーとなって、花摘みや摘果作業を体験し、りんごが実る秋には大事に育てたりんごを収穫し、その場で獲れたてのりんごを食べることができます。
一枝3,500円/年(農作業体験の際は別途500円/1人・1作業)で、1枝につき約14~18玉のりんごが実ります。
〇企業名:ANEKKO
〇施設名:直売所野市里・レストランこざくら
〇場所:弘前市宮地川添77-4
〇電話:0172-82-1055
〇営業時間
・野市里
夏期(4月-9月)8:30~17:00
冬期(10月-3月)9:00~17:00
・レストランこざくら
通年9:00~17:00
お食事は9:00から、喫茶は11:00から
〇定休日:1月上旬
〇公式
・ANEKKO HP http://www.anekko.com/
・Instagram https://instagram.com/anekko1055
・Facebook https://www.facebook.com/anekko.noichigo
〇その他
・りんご狩り時期:11月中旬〜下旬
・りんご狩り料金:一枝3,500円/年、農作業体験の際は別途500円/1人・1作業(「花摘」「摘果」「収穫」の作業が可能)
・収穫できる主な品種:葉とらずサンふじ
・申し込み方法:FAX、電話、メールまたはインターネットから申込、詳細は公式HPからご確認ください。
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【ANEKKO】岩木山麓の美味しい拠点 通販や農業体験で津軽の味を楽しむ
有限会社 岩木山観光りんご園
出典先:岩木山観光りんご園
「岩木山観光りんご園」のりんごの最大の特徴は、「葉とらず」方式で栽培していること。
自然本来の葉を残した状態で栽培することで、葉から実へたっぷりと養分が蓄えられ、香り高く日持ちしやすいりんごができあがるのです。
岩木山の寒暖差によって、色も糖度も申し分ない立派なりんごが実ります。
通常のりんご収穫体験と、「りんご立樹オーナー制度」があります。
「りんご立樹オーナー制度」では、立樹1本16,250円/年でオーナーになることができます。
オーナーへは会員証が送付され、りんごの樹にはネームプレートが付きます。
生育状況が適宜報告され、収穫や発送までの管理は観光りんご園で行いますが、ご希望の方場合は収穫体験ができます。
〇施設名:岩木山観光りんご園
〇場所:青森県弘前市百沢字寺沢120-3
〇電話:0172-83-2282
〇営業時間:8:30~16:30
〇定休日:基本無休、その他臨時休業有
〇公式:HP http://www.ringo-aomori.biz
〇その他:通常のりんご収穫体験の概要です。
・りんご狩り時期:7月下旬~11月中旬
・りんご狩り料金:■中学生以上500円 ■小学生以下400円
※2㎏のりんごお持ち帰り付きの場合は1,000円
・収穫できる主な品種:ピスタペラ、ふじなど40種類
・申し込み方法:予約は不要ですが、臨時休業の可能性があるため、事前にお電話等でお問い合わせください。
農家民宿アップルハート
出典先:アップルハート
「アップルハート」では民泊しながら、農業体験や収穫体験等をすることができます。
農家さんから教えてもらいながら、りんごや季節の野菜、生花などの収穫を体験することで、弘前の豊かな自然をより体感できるはず。
「せっかくならどっぷりと弘前を味わいたい!」という方におすすめです。
〇施設名:農家民宿アップルハート
〇場所:青森県平沢市猿賀石林37-3
〇電話:0172-82-2398、080-1802-7063
〇営業時間:-
〇定休日:正月、お盆
〇公式:弘前里山ツーリズムHP https://hirosaki-satoyama.com/archives/180.html
〇その他
・りんご狩り時期:お問い合わせください
・収穫体験含む宿泊料金:■1泊2日(夜・朝の2食付)9,900円(税込) ■2日目以降(2泊以降は3食付)8,900円(税込)
・収穫できる主な品種:お問い合わせください。
・申込方法:弘前里山ツーリズムHP・申込フォームから申込
※日帰り体験のみ・民泊のみの料金はお問合わせください。
りんごを使った絶品スイーツ
日本一のりんご生産地である弘前市のりんごを使ったスイーツ……そんなの、おいしいに決まってる!
お菓子であれば、職場へのお土産としても配りやすいですよね。
弘前市にはりんごを使ったスイーツがたくさんありますが、ここではなかでも観光客に人気のものをご紹介します。
いずれも弘前駅や青森駅、新青森駅などの主要な駅や、お土産屋さんで購入することが出来ます。
ラグノオ「気になるりんご」
出典先:ラグノオ
そのネーミングがすでに気になる!
ラグノオの「気になるりんご」は、青森県産の「ふじ」をまるごと使ったアップルパイです。
シャキシャキとしたりんごの食感と、サクサクのパイとの相性がたまりません。
1つを4~5人でシェアして食べても満足できるボリュームです。
〇公式HP https://www.rag-s.com/
ラグノオ「パティシエのりんごスティック」
出典先:ラグノオ
ラグノオからもう1つご紹介。
「パティシエのりんごスティック」はスティックタイプのアップルパイで、手軽に食べられることで人気のお菓子です。
しっとりタイプのパイ生地のなかには、ゴロゴロと大きくカットされたりんごが入っていてジューシーさを感じられます。
〇公式HP https://www.rag-s.com/
しかないせんべい「らぷる」
出典先:らぷる
弘前市の銘菓として知られる、しかないせんべいの「らぷる」。
洋菓子のような見た目とは裏腹に、その生地の原料はお煎餅なのです!
気温や湿度の違いによって、生地やりんごのコンポート作りにはこだわっているとのこと。
ふわっとした優しい生地と新鮮な津軽地方のりんごが、口の中を幸せでいっぱいにしてくれます。
〇公式HP https://shikanai.co.jp/411/
おきな屋「薄紅(うすくれない)」
出典先:おきな屋
おきな屋の「薄紅」は、程よい酸味と香りが高い青森県産の「紅玉」を使ったアップルグラッセです。
輪切りにしたりんごを砂糖でじっくりと煮たあと、乾燥させて仕上げます。
そうすることで、りんご本来の甘味がぎゅっと閉じ込められるそう。
「薄紅」として商品になれるのは、直径7cm前後の形が良いもののみ。
上品で贅沢な一品です。
〇公式HP https://www.a-okinaya.co.jp/
はとや製菓「ラブリーパイ」
出典先:はとや製菓
はとや製菓の「ラブリーパイ」はその名の通り、手のひらサイズのとってもラブリーなアップルパイです。
幾重にも重なったパイ生地のなかには、りんごはもちろんカスタードまで入っています。
甘さは控えめなので、ついパクパクと食べてしまいそうになるほど。
まとめ買い必至です。
〇公式HP https://www.a-hatoya.com/
まとめ
今回は、りんごの生産量日本一である弘前市のりんごについてご紹介してきました。
たくさん生産されている品種のなかでも「ふじ」「つがる」「王林」の3つは、不動の人気を誇っています。
また各農園・施設では、さまざまな種類のりんごの収穫体験ができることもわかりました。
弘前市でお土産を選ぶ際は、この記事を参考に選んでいただけたら幸いです。
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