弘前市の冬のイベントといえば「弘前城雪燈籠まつり」をイメージされる方が多いと思います。
しかしながら2022年の冬の弘前市は新しいキャンペーンを開催。
そのキャンペーンの名称は「ひろはこ冬の観光キャンペーン」です。
2022年12月から2月末まで開催されるこのキャンペーンは、いったいどのようなものなのでしょうか。
ネットに乗っていない情報を交えながら紹介していきたいと思います。
「ひろはこ冬の観光キャンペーン」とはどのようなイベント!?
まずは「ひろはこ冬の観光キャンペーン」がどのようなイベントなのかざっくりと紹介したいと思います。
このキャンペーンは弘前市と函館市が初音ミクの派生キャラクターである雪ミクと連携し、両市共同で観光客誘致や相互の観光遊覧促進を図るキャンペーンであり、今回のテーマは「雪」・「光」・「洋館」3つです。
この新しいキャンペーンを盛り上げるため、弘前市と函館市では様々なイベントを開催していきますが、今回は弘前市の見所イベントについて弘前市観光部国際広域観光課の方にお話を伺うことができましたので、紹介したいと思います。
「ひろはこ冬の観光キャンペーン」の見所その1:雪ミク描き下ろしイラストとそのイラストを使用したポスター
「ひろはこ冬の観光キャンペーン」の見所その1は、雪ミク描き下ろしイラストとそのイラストを使用したポスターです。
今回のキャンペーンのために制作した雪ミクのメインビジュアルを使ったポスターが弘前市内の観光施設や商店街など多くの場所で掲示されています。
このメインビジュアルを使用した弘前・函館それぞれのポスターを二枚合わせてみると、二人の雪ミクのマフラーが一体となって紡がれていたり、ラビット・ユキネが向かい合って手を合わせてたりするなど、細部にまで弘前市と函館市の連携感を表現しているポスターになっています。
キャンペーン期間中に弘前市を訪れたら、ぜひこちらのポスターもご覧ください。
イベントの見所はこれだけじゃありません。
「ひろはこ冬の観光キャンペーン」の見所その2:「デジタルチェックインラリー」
「ひろはこ冬の観光キャンペーン」の見所その2は、「デジタルチェックインラリー」です。
こちらの「デジタルチェックインラリー」は、無料アプリ「ミクナビ」をインストールし、弘前市内にある弘前城情報館や津軽藩ねぷた村など5か所の観光地チェックポイントに設置されているQRコードを読みこみ、チェックインしながら、楽しく観光スポットを巡ってもらうことを目的としたイベントです。
この「デジタルチェックインラリー」イベントでは、弘前市内にある観光地を巡るだけではなく、豪華景品が抽選で両市各500名様に当たります。
豪華景品のラインナップは下記の3種類です。
・雪ミクイラストが描かれたオリジナルマスクケース(445名)
・雪ミクイラストが描かれたマスクケース+マスクキングテープ(50名)
・雪ミクイラストが描かれたマスクケース+フルグラフィックTシャツ、クリアファイル2種(5名)
雪ミクファンには垂涎物のアイテムラインナップではないでしょうか。
弘前市内の観光地を楽しく周りながら豪華景品も獲得できるかもしれないと考えると、より一層楽しく観光地を周れると思います。
次は、ウェブARを使い観光スポットで雪ミクと一緒に写真撮影ができるイベントを紹介したいと思います。
「ひろはこ冬の観光キャンペーン」の見所その3:ARで雪ミクと観光スポットとのコラボ撮影!?
まだまだ雪ミクイベントはいっぱいあります。
「ひろはこ冬の観光キャンペーン」の見所その3は、ウェブARを使い観光スポットで雪ミクとコラボ撮影ができる点です。
弘前市内にある旧第五十九銀行本店本館や藤田記念庭園洋館、弘前れんが倉庫美術館などの観光スポットでQRコードを読み取ると、ウェブARで雪ミクと写真撮影できるのです。
キャンペーン期間中はそれぞれの観光スポットで異なる雪ミクイラストと一緒に写真撮影できますので、是非撮影してみてはいかがでしょうか。
更に弘前市中心商店街の参加店舗で一定金額以上お土産品などを購入すると、オリジナルイラストが描かれた限定ボールペンがもらえる企画もあります。
キャンペーン期間中の弘前市内は雪ミク一色に染まって盛り上がっていますので、ぜひ冬の弘前へ行ってみてはいかがでしょうか。
「ひろはこ冬の観光キャンペーン」の見所その4:弘前市にある観光地の夜景
「ひろはこ冬の観光キャンペーン」の見所その4は弘前市にある観光地の夜景です。
弘前市では旧東奥義塾外人教師館や藤田記念庭園洋館・弘前城天守など多くの観光名所がライトアップされ、とってもきれいなのですが、このライトアップの中でも弘前市観光部国際広域観光課の方のオススメは、旧第五十九銀行本店本館だそうです。
なぜ旧第五十九銀行本店本館のライトアップがオススメなのでしょうか。
弘前市観光部国際広域観光課の方曰く「昼の旧第五十九銀行本店本館も撮影スポットとして人気の観光地ですが、夜になると雰囲気が全然違います。
夜間にライトアップされる旧第五十九銀行本店本館はいろいろな工夫が施されており、当てる光の角度と旧第五十九銀行本店本館がマッチして、非常に幻想的な雰囲気を醸し出しています。
更にライトアップ期間中に雪が降れば、雪と光がマッチして、とっても綺麗に旧第五十九銀行本店本館が映しだされますので、フォトスポットとしてもオススメです。」と仰っていました。
弘前へいらっしゃったら、ぜひオススメのフォトスポット「旧第五十九銀行本店本館」の夜景を撮影してみてはいかがでしょうか。
「ひろはこ冬の観光キャンペーン」の見所その5:雪ミク描きおろしイラストを使ったキャンペーンテーマソングMV
まだまだ見所がたくさんある「ひろはこ冬の観光キャンペーン」の見所その5はこのキャンペーンのために作られたテーマソングです。
テーマソングを制作したのは楽曲クリエイターのryuryuさんで、タイトルは「魔法の景色」です。
この「魔法の景色」はどのような思いがこもった曲なのでしょうか。
弘前市観光部国際広域観光課の方曰く「今回制作した「魔法の景色」という応援ソングは冬をイメージした曲になっています。
また曲調としましては穏やかですが冬の弘前や函館を歩きたくなるような、わくわくした感じに仕上がっています。」と仰っていました。
こちらの「魔法の景色」はYouTubeのHatuneMikuチャンネルで12月1日から公開されています。
また弘前市や函館市でも市内のモニターやコラボグッズを販売している店舗、ラジオなどでも流していくそうです。
ぜひこちらのテーマソング「魔法の景色」を聞いてみてはいかがでしょうか。
冬といえば弘前といえるようなイベントに
今回は弘前市と函館市の冬の新しい試みである「ひろはこ冬の観光キャンペーン」について色々と紹介してきました。
最後に「ひろはこ冬の観光キャンペーン」の今後の展望について弘前市観光部国際広域観光課の方にお話を聞くことができましたので、紹介したいと思います。
弘前市観光部国際広域観光課の方「弘前市と函館市が連携して新しい試みである「ひろはこ冬の観光キャンペーン」を続けていくことで、冬といえば「ひろはこ」だよねと言われるようになりたいと思っております。
また「ひろはこ」と雪ミクがコラボしたことで若年層や雪ミクファンにも弘前の魅力を知ってもらえるので、冬に来てくれる目的の一つになってくれればいいなと思っております。
色々な期待や思いはありますが、まずはしっかりと初のチャレンジである「ひろはこ」に取り組んで弘前市や函館市をPRし、ファンになってもらいたいと思っております。」と仰っていました。
多くの方たちの協力があって、今回開催される「ひろはこ冬の観光キャンペーン」。
2022年12月1日から2023年2月28日まで開催しておりますので、ぜひ冬休みの期間を利用して弘前へ行って、キャンペーンに参加してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は弘前市と函館市が連携して開催中の「ひろはこ冬の観光キャンペーン」について紹介しました。
紹介した取組みのほかにも、コラボグッズやコラボ商品の販売もしているそうです。
旅のお土産にいかがでしょうか。
余談ですが、弘前市内ではキャンペーン期間中、弘前公園で降雪時のみ見ることができる「冬に咲くさくらライトアップ」も開催しています。
天候に左右されますがタイミングが合えば、とっても幻想的で“美しい”以外の言葉で形容できないほど素晴らしい景観を見ることができます。
一見の価値ありですので、こちらも冬の弘前へ行った際に見てはいかがでしょうか。
今回のように弘前市で開催されるイベントなどについてネットに乗っていない情報を紹介していきますので、ぜひ次回もお楽しみに。
〇イベント名:ひろはこ冬の観光キャンペーン
〇開催期間:12月1日から2月28日まで
〇お問い合わせ:弘前市観光部国際広域観光課<0172-40-7017>
〇公式:HP https://www.hirosaki-kanko.or.jp/edit.html?id=hirohako
〇Art by: KEI/白雪とわ/栗栖歳/木屋町 ©CFM