【ボヘミ庵】 おいしい料理を食べながらゆったり空間で読書ができるオシャレなお店をご紹介

今回は、本好きの方必見のおすすめのお店「ボヘミ庵」を紹介したいと思います。
普段あまり本を読まない方でも、ついつい本を手にとって読み込んでしまうお店なのでぜひ足を運んでみてください。
今回も色々とお話を伺いましたので、どうぞ最後までお付き合いください。



ゆったりとした雰囲気の中、コーヒーやお酒をたのしみながら読書ができるブックカフェ&バー



青森県青森市の閑静な住宅街の中にある「ボヘミ庵」。
入り口のドアを開けると店内には様々な本がジャンルを問わず、きれいに陳列されているのが目に付きます。
本の数は、なんと2,000冊以上。
これらの本は、ボヘミ庵の店主である太田さんが仕入れており、来店された多くのお客様が読まれています。


太田さんは元々違う職種で働いていたそうです。
なぜ本が読めるお店を開業しようと思ったのでしょうか。


「社会人になってから本を一層好んで読むようになりました。
休みの日には本を持って喫茶店に出かけて読んでいましたが、青森では夜遅くまで営業していて、読書も楽しめるお店がない状況でした。
それならコーヒーやお酒、料理を食べながらゆったりと夜遅くまで本を読んだり、友人や共通の趣味を持つだれかと語り合ったりできる場所を、自分で作れたらいいなと思ってお店をオープンしました。」



ボヘミ庵では、アンティーク調でオシャレなイスやテーブルを設置して、お客様がゆったりと過ごせるような雰囲気づくりをしています。
更にボヘミ庵ではおいしい料理やコーヒー、お酒を提供することで、来店されたお客様が時間を忘れて本の世界に浸りながら過ごせるように工夫をしています。
また、気に入った本は購入することも可能で、店内で読み切れなかった本を買って帰って、続きを楽しめる点も魅力的です。



店主手作りのオススメ月替わりパスタ‼




本だけでなく、お料理やドリンクメニューも豊富なボヘミ庵。
パスタやピザなどのメイン料理から、キッシュやスープなど副菜まで、様々な料理を提供しています。
その中でもその月の旬な食材を使用している月替わりパスタがとってもおいしいので、ご紹介したいと思います。


4月の月替わりパスタは、「新玉ねぎのジェノベーゼ」〈1,000円(税込)〉です。
水分が豊富で苦みの少ない新玉ねぎをたっぷりと使い、玉ねぎの水分で豚肉を煮込むラグーソース(煮込んで作るソースのこと)のパスタです。
香味野菜と一緒に長時間煮込んだソースは甘く、ペンネを噛むたびに口の中においしさが広がる一品です。
ボヘミ庵に立ち寄ったら、ぜひご賞味ください。



ピザ好きにはたまらない!隠し味に○○を使ったクアトロフォルマッジ

 



突然ですが、皆様ピザはお好きでしょうか。
筆者はピザが大好きで、1週間に一度ほどMサイズのピザを1人でペロッと食べてしまいます。
話がずれてしまいましたが、ボヘミ庵でも数種類のピザを提供しています。


その中でも「クアトロフォルマッジ」〈1,400円(税込)〉がおすすめです。
4種類のチーズをたっぷりと使った贅沢な味わいのピザに、青森県産のはちみつを仕上げにかけることで、チーズのコクと塩味、はちみつの甘みが口いっぱいに広がります。
ピザは店主がお店で丹精込めて生地から作っており、そのモチモチっとしたピザ生地の食感も、私がクアトロフォルマッジをオススメした理由の一つです。


一人でもペロッと食べられてしまう魅惑のクアトロフォルマッジ。
読書の合間に召し上がってみてください‼

 

一度飲んだら忘れない⁉エスプレッソジントニック

 



皆様はこのカクテルがおいしくてまた飲みに行きたいと思ったことはありますか?
筆者はあまりお酒をたしなまない方なのですが、ボヘミ庵で提供している「エスプレッソジントニック」〈800円(税込)〉はかなり衝撃的なカクテルで、何種類もの味を同時に感じることができます。
エスプレッソ、ジン、ライム、トニックウォーターを使用しており、エスプレッソの香りと苦みに加え、ライムのさっぱりした味わい、トニックの甘味をお口の中で一緒に感じられます。
そのため初めてこのカクテルを飲んだ方は味の複雑さに衝撃を受け、一度飲んだら忘れられない一杯になると思います。


店主の太田さんも、浜松で初めてエスプレッソジントニックを飲んだ時、複雑な味わいにとても衝撃を受け、自分がお店を開くならこのカクテルを作ろうと思ったそうです。
一度飲んだら忘れられないエスプレッソジントニック。
ぜひ皆様もボヘミ庵で、複雑な味わいがするエスプレッソジントニックをいただいてみてはいかがでしょうか。



小説をイメージしたオリジナルカクテル⁉



エスプレッソジントニック以外にもボヘミ庵では多くのカクテルを取り揃えていますが、店主の太田さんが読んだ小説をイメージしたカクテルも提供しているそうです。
今まで製作したオリジナルカクテルの一例として、小説「西の魔女が死んだ」や「桃桜」をイメージしたカクテルを提供していました。
そこでここからはこの二つのカクテルがどのようなお酒を使用して作られたのか。
またこれらの小説をどのように表現しているのか紹介したいと思います。



まず小説「西の魔女が死んだ」は、ヒプノティックリキュール(マンゴーやパイナップルなどのフルーツリキュールで、甘さと酸っぱさが混じったような味わい)・サンジェルマンリキュール(エルダーフラワーを使用したリキュールで、トロピカルフルーツやグレープフルーツなどの上品な甘さが広がるお酒)・ライムジュース・ソーダを組み合わせたカクテルです。
「西の魔女が死んだ」に登場する大きな庭をイメージし、花の香りがするフレッシュなカクテルを製作したそうです。



青森出身の作家、太宰治の命日に遺作となった「桜桃」に使用されているお酒は、チェリーリキュールとリンゴのブランデーを組み合わせたカクテルです。
恋多き人物であった「桃桜」の作者・太宰治をイメージしたオリジナルカクテルとして、提供していました。
これら両作品の小説をイメージしたカクテルを提供する際には、同じ作品を読んだことがあるお客様と本の感想を話し合って盛り上がったそうです。


 今後もボヘミ庵ではオリジナルカクテルを製作して、お客様へ提供していく予定です。
オリジナルカクテルの情報につきましては、ボヘミ庵のInstagram〈https://www.instagram.com/bohemian_bookcafebar/〉で告知しています。
その他、新商品や本の入荷状況もお知らせしていますので、ぜひフォローして新しい情報をチェックしてみてはいかがでしょうか。



ゆったりと本を楽しめる場所「ボヘミ庵」



このようにお客様に喜んでいただくために様々なサービスをしているボヘミ庵。
社会人になると、本を好きな人たちが、同じ空間で読書に耽る場所というのは中々ありません。
ボヘミ庵は店主さんの思いの通り、遅い時間まで、心置きなく本を楽しめる場所になっています。
ぜひ、訪れてみて下さい。


また、小説にちなんだメニューが登場するのも、ブックカフェならでは。
自身の好きな小説のメニューが登場していないか、Instagramもぜひチェックしてみて下さいね。
青森旅行の一部に組み込んで、訪れてみてはいかがでしょうか。



○店舗名:ボヘミ庵
○住所:青森県青森市岡造道〈青森駅から車で13分〉
○営業時間:11:30~23:30
○定休日:木曜日
○電話:080-1689-9721
○公式
 ・Instagram https://www.instagram.com/bohemian_bookcafebar/
 ・X https://twitter.com/bohemian_book



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