弘前の夏の風物詩弘前ねぷたとはどんなお祭り!?



日本全国夏になれば、日中・夜間問わず暑くて辛い日々が数か月続きますが、夏の暑いシーズンだからこそ楽しめるレジャースポットや食べ物がたくさんあります。
例えば、海やプールに行って楽しんだり、冷たいかき氷やアイスを食べてひんやりしたりと夏の暑いシーズンだけしか楽しめない物がいっぱいありますよね。
そんな暑い夏の時期しか楽しめないレジャーの一つが青森県弘前市にもあります。
それはねぷたまつりです。
弘前市で開催されるねぷたまつりは例年8月初旬から開催されるイベントで、参加者の掛け声で弘前市が燃えるのではないかと思われるほど熱いお祭りです。
今回はこの弘前ねぷたまつりについて弘前市役所観光課の方にお話を伺うことができましたので、弘前ねぷたまつりの由来や目的、魅力などについて紹介していきたいと思います。 

文化伝統を保持するための弘前ねぷたまつり




夏の風物詩となって300年が経過する弘前ねぷたまつり。
弘前ねぷたまつりの時期になると多くの観光客でにぎわう弘前市ですが、このお祭りの目的とはいったいどのような物なのでしょうか。
弘前ねぷたまつりを開催する目的はいくつかありますが、大きく要約すると二つになります。
まず一つ目はこのお祭りを通して、弘前の伝統と文化を保持することです。
弘前ねぷたの歴史は古く、1722年に初めて文献に登場し、現在は重要無形民俗文化財に指定されています。
弘前市内の人々や観光客の方が古き良き弘前の伝統と文化を忘れないようにするため、毎年弘前ねぷた祭りを開催しているとのことです。
そして弘前ねぷたまつりを開催する目的の二つ目は、観光客の集客です。
この二つの目的に弘前ねぷたまつりは毎年開催されていますが、弘前ねぷたまつりの由来はいったいどのようなものなのでしょうか。 


京都の燈籠流しとねむり流しが合体してできた弘前ねぷたまつり




弘前ねぷたまつりは元々農民行事として開催されていたお祭りでした。
弘前の農民行事として開催されていたのは、ねむり流しと言われるものです。
弘前の農民たちは、夏の農産物を収穫する時期になると暑くて眠くなるため、眠気を覚ますためにねむり流しと呼ばれる行事をしていました。
農民行事であったねむり流しですが、その後先祖供養の行事である京都の燈籠流しと合体し、弘前市でねぷたまつりとして開催されるようになったそうです。
一説によると、弘前市で開催されていたねぷたまつりは、青森や五所川原でそれぞれの進化を遂げて開催されるようになったと言われています。
こうして現在に至るまで弘前ねぷたまつりは開催されてきましたが、弘前ねぷたまつりに使われている山車にはいくつか種類があるのをご存じでしょうか。 


弘前ねぷたまつりに使用されている山車の種類とは!?




弘前ねぷたまつりに登場する山車の種類について、多分知っている方はかなり少ないと思うので、ご紹介したいと思います。
弘前ねぷたまつりに使用されている山車の種類は二つあります。
一つ目は組ねぷたと呼ばれる山車です。
組ねぷたは人形型の山車を指します。
この組ねぷたはコストが高く、制作に時間を要することから、現在では弘前ねぷたまつりに参加する少数の団体だけしか作っていません。
そして二つ目は扇ねぷたと呼ばれる山車です。
こちらの扇ねぷたは弘前ねぷたまつりの主流となっている山車で、多くの団体がこちらの山車を採用して弘前ねぷたまつりに参加しています。
こうした二種類の山車を用いた弘前ねぷたまつりですが、青森ねぶたまつりと弘前ねぷたまつりの違いはいったい何なのでしょうか。 


弘前ねぷたまつりと青森ねぷたまつりの違いとは




弘前ねぷたまつりと青森ねぶたまつりの違いは大きく分類すると二つあります。
まず一つ目は呼び方が違います。
弘前は「ねぷた」まつりと呼び、青森では「ねぶた」まつりと呼びます。
弘前ねぷたまつりが重要無形民俗文化財に指定されたことで、呼び方も分類されるようになりました。
そして二つ目の違いはねぷたの山車の種類です。
上記で紹介したように弘前ねぷたまつりでは扇ねぷたが主流となっていますが、青森ねぶたまつりでは人形型の組ねぷたが主流となっています。
この二つが弘前ねぷたまつりと青森ねぶたまつりの違いとなっています。 


弘前ねぷたまつりの見どころその1;弘前の街を練り歩く様々な山車




弘前ねぷたまつりでは、通年約80団体が丹精込めて作った山車が「ヤーヤドー」の掛け声と一緒に弘前市内を練り歩き、多くの観光客を熱気で包みこんでいます。
そんな弘前ねぷたまつりの見どころをここで紹介したいと思います。
まず一つ目の見どころは様々な山車が弘前の街を練り歩くところです。
弘前ねぷたまつりに登場する山車には三国志・水滸伝・戦国時代などの武将たちが描かれ、多くの観光客を魅了しています。

どうして弘前ねぷたまつりには武将たちが描かれた山車が登場するのでしょうか。
その理由は弘前が元々城下町であり、武将たちの勇壮で派手な姿が観光客や地元の人々に好かれていることが関係していると言われております。 


弘前ねぷたまつりの見どころその2:山車を動かしている人々の技術力



弘前ねぷたまつりの見どころその2は山車を動かしている人々の技術力です。
弘前市内は道がとっても狭く、一つ無いし二つの山車が通れる道の幅しかなく、山車が電線に引っかかってしまう可能性があります。
しかしながら山車を引いている人々は電線に引っかからないように山車を昇降させ、うまく電線を回避。
そして道幅が広くなったところで山車をぐるぐると回転させ、いたるところで拍手喝采の大歓声が響き渡るそうです。

またその他にも、まつり期間中には多くの露店が出店されるため、その郷土料理に舌鼓を打ちながら、弘前ねぷたを見るのも見どころの一つと言えるでしょう。
8月の上旬に開催される弘前ねぷたまつりに家族や友人を誘って、燃えるような熱気を体験してみてはいかがでしょうか。 


まとめ


今回は弘前ねぷたまつりについて色々と弘前市の観光課の方にお話を聞くことができました。
残念ながら弘前ねぷたまつりは新型コロナウイルス感染拡大の影響により、昨年は実施されませんでした。
しかしながら弘前市役所観光課の方によると、今年の弘前ねぷたまつりは現在、開催する方向で調整を進めているそうです。
詳細な情報につきましては、近々主催者である弘前ねぷたまつり運営委員会から発表されるとのことです。
そして弘前ねぷたまつりは今年で300年の節目になる大切な年になり、現在のところポストカードとカレンダーが発売しておりますが、この他にも大々的に大きなイベントが開催されるかもしれません。
それらにつきましても情報が入り次第取材したいと思いますので、お楽しみに。
今後も弘前市内にある飲食店やイベント、観光地などガイドブックに載っていないような弘前の情報を皆様へお届けしたいと思っていますので、ぜひご覧ください。
お祭り名:弘前ねぷたまつり 
開催日時:8/1~8/7「2022/4/14時点では〈不明〉」
■弘前市役所 観光課 
所在地:青森県弘前市大字上白銀町1-1 市役所 前川新館5階 
電話:0172-35-1128(政策調整担当、観光企画係、誘客推進係) 
公式HP:http://www.city.hirosaki.aomori.jp/gaiyou/chosya/gyousei/2015-0217-0944-41.html 

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