【最大100万円の支援あり】弘前市の移住者応援支援制度を紹介!

人口17万人、りんごの生産量日本一を誇る青森県弘前市。

新たに世界遺産に登録されることになった大森勝山遺産をはじめ、ねぶたまつりや美しい桜などの観光地として有名です。

そんな弘前市は現在、首都圏やその他の地域からの移住者に対し、サポートする事業を多く展開しています。

「どんなサポートをしてもらえるのかな?」

「弘前市の雰囲気ってどんな感じかな?」

そんな疑問にお答えできるよう今回は、弘前市が行っている移住者応援支援制度や移住に関する相談窓口をご紹介いたします。

弘前市での暮らしをお試しで体験できる制度もご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

弘前市の移住・定住支援事業


ここでは、弘前市が移住者に対して行っている支援事業をご紹介いたします。移住に関する事業はもちろん、定住者向けの制度もピックアップしました。弘前市に移住をするのならば知っておいて損はないでしょう。

住まいに関する支援


【空き家・空き地利活用事業】

  • 「空き家・空き地バンク」に登録された、家・土地を購入または借りる場合、その購入費用や賃借料を一部補助してもらえます。購入、賃借ともに補助率は費用の1/2。
  • 補助限度額は、空き地購入が30万円、空き家購入が20万円、賃借が25万円です。
  • 空き家・空き地バンク協会が、購入したいまたは借りたいという移住希望者と所有者の橋渡しを行ってくれます。

【子育て支援住宅制度】

  • 子育て世帯を対象に公共住宅を低家賃で提供してくれる制度です。
  • 18歳以下の子ども1人につき1万円を住宅使用料から減額してもらえます(上限2万円)


仕事に関する支援


【東京圏UJIターン就職等支援事業】

  • 東京圏からの移住者に対して移住支援金を支給してくれる制度です。
  • 世帯で移住した場合は100万円、単身で移住した場合は60万円が支給されます。
  • 対象は、東京23区に5年以上住んでいるまたは通勤していて、移住後は弘前市内に住み、県内の企業に就職する方です。
  • また首都圏の企業に在籍したまま市内に移住し、テレワークでお仕事をするという方も対象となります。

【農業里親研修事業】

  • 弘前市内で就農したいという方を対象に、里親農家を紹介してくれる制度です。
  • 短期間(5日以内)のトライアル研修を受けたあと、2~3年の里親実践研修へ移ります。
  • 里親農家で農業技術を習得するとともに、農地取得などの支援も受けることができます。


生活・子育てに関する支援


【交通費補助(お出かけシニアパス)】

  • 70歳以上の市民を対象に、弘前市内を運行する路線バスや江南鉄道、大鰐線、乗合タクシーなどにかかる運賃を軽減してくれる制度です(500名限定)。
  • 「お出かけシニアパス」を5,000円で購入することで、上記交通機関を100円/回で利用できるようになります。

【子ども医療費給付事業】

  • 子どもの入院や通院にかかる費用を給付してもらえる制度です(所得制限あり)。
  • 中学校卒業までは入院と通院の両方が対象で、高校生は入院のみが対象となります。


弘前市の暮らしを体験




移住について調べていくと、「移住前に想像していた生活と実際に住んでみてからのギャップが大きかった」という話を耳にすることが多いかと思います。
移住先の交通の便や買い物ができる場所、まちの雰囲気などの情報は、移住を考えている方にとっては押さえておきたいポイントと言えるでしょう。
弘前市では、移住者のそういったニーズに応えるとともに、市の魅力を肌で感じてもらえよう短期間のお試し移住制度を設けています。
本格的に移住する前にお試しで体験することで、移住後の生活をよりリアルに思い描くことができるでしょう。

移住お試しハウス


移住お試しハウスは、弘前市圏域への移住や二地域居住を検討している方、UIJターン者が弘前市の暮らしを体験するために用意されています。
市の中心に立地し、スーパーや複合施設までは徒歩10分圏内ととても便利な場所です。近くにはバス停もあるため、少し遠くまで足を伸ばすことも可能です。
お試し期間は最長で2週間(13泊14日)。
弘前市内をじっくり散策し住まいを探すもよし!就職活動をするもよし!
滞在中は移住相談もできるので、わからないことや不安なことはすぐに解決できます。
 
所在地青森県弘前市土手町(集合住宅3階の一室)使用料5月~10月 18,000円/週11月~4月 20,000円/週
対象者青森県外から弘前圏域(弘前市、黒石市、平川市、藤崎町、板柳町、大鰐町、田舎館村、西目屋村)への移住、二地域居住を希望、検討している方。
※未成年者のみでの使用はできません。使用期間1週間単位(6泊日)で最長2週間(13泊14日)まで。(12月29日から1月3日までを除く)
※新型コロナウイルスの影響により受付を休止している場合があります。

お試し居住


移住を検討しているシニアの方はお試し居住として、サービス付き高齢者向け住宅「りんごの樹」または「サンタハウス弘前公園」へ2泊3日の宿泊が可能です。
「りんごの樹」と「サンタハウス弘前公園」は、弘前市生涯活躍のまち形成事業の一つとして整備された住宅です。
県外からの移住を希望するアクティブシニアの受け入れを積極的に行っています。
それぞれの住宅は、多世代の住民が多く住んでいたり、主要観光地に近かったりするため、移住後はアクティブシニアとして地域貢献活動がしやすい環境です。

所在地

【りんごの樹】:青森県弘前市大字豊原一丁目1番地1

【サンタハウス弘前公園】:青森県弘前市元大工町26−1

対象者

概ね50歳以上の方使用期間2泊3日

※新型コロナウイルスの影響により受付を休止している場合があります。

弘前市を盛り上げる「地域おこし協力隊」


「地域おこし協力隊」という名前を聞いたことはありますか?
「弘前の地を盛り上げることに貢献したい!」
「今までのスキルを弘前市のために役立てたい!」
そんな方は「地域おこし協力隊」へ入隊をおすすめします。

【地域おこし協力隊とは?】
都市地域から過疎地域等の条件不利地域に移住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。隊員は各自治体の委嘱を受け、任期は概ね1年以上、3年未満です。
(引用:総務省https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/02gyosei08_03000066.html
 
弘前市でも「地域おこし協力隊」の取り組みが行われています。
隊員は相馬地区、岩木地区、東目屋地区の3つの地区に分かれて活動しています。
ときには隊員が力を合わせて、弘前市全域を対象として活動することも。
それぞれの隊員が前職でのスキルや得意なことを活かした活動をしています。
SNSを用いた情報発信や地域資源を活かした産業、アウトドア活動、コミュニティづくりなど種類はさまざまです。
あなたも、自分のスキルを活かして弘前の地を盛り上げてみませんか?
同じ移住者の仲間と力を合わせることで、弘前での暮らしがより豊かになるはずです。

弘前市への移住相談窓口


最後に、弘前市での移住について相談できる窓口をご紹介いたします。
「これから移住を考えていて、弘前市についてもっと詳しく知りたい!」
「最近移住してきたけど、制度について教えてほしい!」
という方は、一度問い合わせてみてはいかがでしょうか?
弘前市について熟知した担当者が、あなたの疑問に丁寧に答えてくれます。

【首都圏】ひろさき移住サポートセンター東京事務所


東京の有楽町駅前に設置してある「ひろさき移住サポートセンター東京事務所」。
首都圏にお住まいの方が、弘前市への移住について気軽に相談できる場となっています。
移住後の仕事や住まいの相談はもちろん、移住に関連したイベントも開催しています。
なかなか現地までは足を運べないという方は、「ひろさき移住サポートセンター東京事務所」へ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

住所

東京都千代田区有楽町2-10-1地下鉄有楽町駅直結 東京交通会館6階

TEL

03-6256-0801

FAX

03-6256-0802

開所時間

月~金9時~15時45分(年末年始を除く)

※事前予約で20時まで対応可

【弘前市内】弘前市 企画部企画課人口減少対策担当


実際に弘前市に行って、地域の様子を見てみたい方やすでに移住している方などは、弘前市役所内にある「企画部企画課人口減少対策担当」へ相談してみましょう。
弘前市では市内の人口減少への対策として、地域の子育てや健康づくり、女性の社会進出などを応援しています。
その一環として、首都圏やその他の地域からの移住者をサポートし、地域の活性化を目指す取り組みが行われています。

住所

青森県弘前市上白銀町1−1(弘前市役所内)

TEL

0172-40-7121(直通)

FAX

0172-35-7956

開丁時間

月~金(祝日、年末年始を除く)8時30分~17時


弘前市はU/Iターン者に優しい街


今回は、弘前市が行っている移住者応援支援制度や移住に関する相談窓口についてご紹介しました。
弘前市が移住者へのサポートを手厚く行っているということがお分かりいただけたかと思います。
移住を考えている方は、ぜひ相談窓口やお試し移住を積極的に利用してみましょう。
制度を上手につかうことで、素敵な移住生活をおくれるようになるはずです。

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