青森県田舎館村の田んぼアート、2026年のテーマは「幽霊画」と「りんご娘」。
8色の稲で描かれた巨大なアートの見頃宣言は例年より早く訪れました!
7月13日に両会場を取材してきたので、見どころから混雑回避・撮影のコツまでレポートします。
イベント名 | 田舎館村田んぼアート |
|---|---|
場所 | 第一会場 第二会場 |
日時 | 9:00〜17:00(最終入館16:30) |
電話 | 0172-58-2111(田舎館村企画観光課商工観光係) |
公式 | ・HP |
その他 | 入館料:大人(中学生以上)300円、小人(小学生)100円、未就学児無料 |
田んぼアート第一会場のテーマは久渡寺の「幽霊画」
第一会場に足を踏み入れて、まず気づいたのはその構図。
いつもの田んぼアートより縦長なんです。
これは、モチーフとなった幽霊画がどちらも掛け軸だから。
江戸時代の絵師・円山応挙が弘前市の久渡寺に奉納した「返魂香之図(はんごんこうのず)」と、それを原案に、弘前市を舞台にした人気マンガ「ふらいんぐうぃっち」の作者・石塚千尋さんが描いた令和版の幽霊画。
二つの幽霊画が並んで田んぼに描かれています。

訪れた日はあいにくの曇り空でしたが、ズームしてみると稲の葉がそよいでいるのがしっかり見えました。
8色12種類の稲を使った高精密な描画は、さすがの一言です。


2026年の見頃宣言は7月8日と、例年より早め。
筆者が訪れた13日にはすでに色がしっかり出ていて、次々と観光客が訪れていました。
会場の周りには出店が並び、駐車場側には無料の足湯もあります。
ぜひ、田んぼアートを地上からも間近に見て、足湯や出店も寄ってみてください。

そして、展望台を観覧した人だけのお楽しみが、歴代の田んぼアートを一覧できる写真ギャラリー。

今年は石塚千尋さんの原画レプリカも展示されていて、先着順で同デザインの絵葉書がもらえます。

ちなみに、モチーフの幽霊画を所蔵する久渡寺では、年に一度だけ幽霊画が一般公開されます(2026年の公開は終了)。
昨年は石塚千尋さんの幽霊画が、今年は元りんご娘のアーティスト・ジョナゴールドさんが幽霊に扮した写真が新たに奉納されました。
第一会場の「幽霊画」と第二会場の「りんご娘」。
実はこんなつながりがあるのです。
田んぼアート第二会場は青森のご当地アイドル「りんご娘」

田舎館村役場から車で7分ほど、道の駅いなかだて「弥生の里」にある第二会場のテーマは、青森県のご当地アイドル「りんご娘」です。
6月にはご本人たちも、地元の高校生といっしょにこの田んぼアートの田植えをしたそうです。
さすが「農業活性化アイドル」ですね!
こちらは第一会場より田植えが遅いため、7月13日時点ではまだ見頃前でした。
その後、三連休初日の7月18日に見頃になり、りんご娘の皆さんが来場して見頃宣言式も行われたとのことです。

稲がまだ育ちきっていない状態でも、スマートフォンのカメラをかざすと顔認識機能が反応していました。
ガイドをしていた職員さんによると、りんご娘のファン「farmer(ファーマー)」さんも、よく来られているそうです。
新しい石のアートは津軽の文豪「太宰治」

併設の「石のアート」は3年ぶりの新作で、太宰治がモチーフ。
おなじみの頬に手を当てたポーズで、背景には岩木山が広がります。
タイミングが合えば、アートの奥を弘南鉄道の列車が横切ります。
津軽ならではの、のどかな風景をぜひ狙ってみてくださいね。

第二会場は道の駅「いなかだて弥生の里」併設なので、買い物やグルメも楽しみのひとつ。
直売所では新鮮な野菜がとてもお得で、筆者は大きなニンニクがたくさん入って500円ちょっとのパックと、甘いプチトマト「プチぷよ」を購入しました。
甘じょっぱい「みそソフトクリーム」もおすすめです。
さらに今年6月には、カフェレストラン「カブハウス」がオープン。
こちらは近々取材予定なので、記事公開をお楽しみに!
混雑を避けるまわり方と撮影のコツ
おすすめのまわり方は「第一会場→第二会場」の順。
理由は「第一会場の方が混みやすい」「日陰になる時間も違う」ためです。
移動は車で数分なので、両会場と石のアートを合わせて1時間〜1時間半ほどを目安に見てください。
7月13日時点ではエレベーターの待ち時間はゼロでスムーズでしたが、8月上旬の祭り期間になると建物の外まで列が伸び、40分待ちになったことも。
できれば、暑くなる前の早めの時間帯がおすすめです。
特に第一会場は、8月以降の午後遅めになると、建物の影が田んぼアートに落ちてしまうので、午前中~お昼頃までが狙い目です。
撮影はスマートフォンでも十分きれいに撮れます。
第一会場は横向きでそのまま、第二会場は超広角モードがあれば全体が収まります。
パノラマ撮影や動画も、ぜひ試してみてください。
田舎館村田んぼアートへのアクセス

田舎館村田んぼアートへは、弘前市街地から車で20〜30分ほど。
ナビの目的地を第一会場は「田舎館村役場」、第二会場は「道の駅いなかだて弥生の里」に設定するとスムーズです。
どちらにも無料駐車場があります。
両会場の行き来は車で7分ほどです。
交通機関を使う場合は、弘前駅から弘南鉄道弘南線に乗って「田んぼアート」駅で降りると第二田んぼアート会場のすぐ裏側に着きます。
以前は両会場を結ぶシャトルバスがありましたが、2025年以降は運行されていません。
公共交通機関をご利用の場合は、事前に公式サイトなどで最新の情報をご確認ください。
タクシーを利用するのもおすすめです。
2026年は「和」と「今」を一度に楽しめる年
江戸時代の幽霊画と、現代のご当地アイドル。
一見正反対に見える2つのモチーフですが、どちらも青森・弘前エリアにゆかりのあるものがベースになっています。
車があれば弘前市内から半日で行って帰れます。
「午前は田んぼアート、午後は111年ぶりの『曳戻し』で移動中の弘前城、夜は弘前ねぷた祭り」というモデルコースも現実的です。
公共交通機関+タクシーでも回れますが、少し時間に余裕を持たせてください。
ぜひ見頃を迎えた両会場を巡って、2026年の田舎館村田んぼアートを楽しんでください!
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