今回は、津軽地方にある隠れた名宿「こもる」を紹介します。
都会の喧騒を忘れて、ゆったりとした時間が過ごせる魅力的なお宿「こもる」ですが、どのようなお部屋があるのでしょうか。
またどんな料理が出るのかなどについて、取材してきましたので、最後までお付き合いください。
自分の時間と向き合うための空間を提供
今回ご紹介するお宿「こもる」は、青森県五所川原市にあります。
脇道に入った場所にお宿があるため、昼間でも交通量が少なく、夜間になれば物音ひとつ立たない静寂な時が辺りを占めます。
そんな場所にあるこもるですが、ちょっとかわいらしくて不思議な名前だと思いませんか?
なぜこのような名前をつけたのでしょうか。
「都会で暮らしている方は、仕事などで時間に追われる日々を過ごされている方が多いと私は思っています。
忙しい日々を送られている方々は、自分の時間と向きあうことができていないのではないでしょうか?
そこでお部屋に「こもって」、時間に追われることなくゆっくりと自分の時間を過ごしていただければと思い、この名前を付けました。」
今回取材に対応していただいた代表取締役社長の香田さんに教えていただきました。
枯山水のお庭を眺めて自分の時間をゆっくり過ごそう
現在「こもる」は5つのお部屋をご用意(現在1部屋を改修中です)。
金額は、閑散期20,000円(税込)~、繁忙期24,000円(税込)~で、各お部屋にはアメニティとして室内着・お水・文机・歯ブラシセットなどが用意されています。
4つのお部屋の内3部屋からは、枯山水〈水がないところで水の流れを表現している庭園の事〉と呼ばれる形式の平庭式庭園を眺めることができます。
外の静かな時間と枯山水をお部屋の窓から眺めていただくことで、都会の喧騒を忘れて、宿泊された方が自分の時間に没頭できるように、との思いからこのようにしたそうです。
この枯山水のお庭に宿泊された方からは「物音ひとつしない外の静かな空間と、きれいなお庭を眺めていると何も考えずにゆっくりした時間が過ごせた。」と、とても好評なようです。
上記で紹介したお部屋で枯山水のお庭をゆったりと眺めながら過ごせますが、こもるでは広々としたお風呂があります。
こちらのお風呂は時間での交代制になっているため、広々としたお風呂を一人で満喫することができ、日々の疲れをいやしながら、ゆっくりとお湯に浸かれます。
皆様もご家族やパートナー等と、こもるの庭園を眺めたり、広々としたお風呂に浸かって日々の疲れをいやしてみてはいかがでしょうか。
本当にイノシシ肉⁉肉厚でジューシーでとってもおいしい津軽猪鍋
旅行に行った際の醍醐味といえば、宿泊施設のおいしい夜ご飯を楽しみにしている方が多いのではないでしょうか。
こもるの夕食は、地元・津軽で育成されたイノシシを使用した「津軽猪鍋」を提供しています。
イノシシは、臭みがあって好みが分かれそうと思っている方もいるのではないでしょうか。
ご安心ください。
こもるがお鍋に使用しているイノシシは臭みがほとんどなく、とってもおいしいと評判です。
その理由は、こもるが使用しているイノシシが、国内でも珍しいイノシシを専門に育成している「奥津軽いのしし牧場」から提供されているからです。
この牧場では青森県産のリンゴや大麦を混ぜた飼料を餌として、イノシシに食べさせて育成しているため、お肉に臭みがありません。
奥津軽いのしし牧場ののお肉は、あっさりでありながら肉厚でジューシー。
イノシシのお肉のイメージとしましては、「おいしい部位の牛肉と豚肉を合わせた感じ」だそうです。
このように丹精込めて育成されたイノシシのお肉がふんだんに使われたこもるの津軽猪鍋。
他にも青森県産のシイタケやネギ、シメジ、豆腐など津軽地方の食材がいっぱい入っています。
津軽の地酒の酒かすと津軽の赤味噌・白みそを加えた簡単な味付けですが、イノシシの旨味とコク、青森県産の野菜などの旨味が加わり、津軽のおいしさがギュッと詰まったお鍋です。
そして鍋といえば忘れちゃいけないのが、最後のシメです。
こもるでは、鍋のシメに津軽猪鍋の出汁を青森県産のお米にかけて提供しています。
おいしさが詰まった出汁をかけたシメの一杯は、「たんげめぇ~(津軽弁ですごくおいしい)」の一言で、お鍋でおなか一杯になってもさらっと食べられます。
こもるにいらっしゃったらおいしい津軽の食材がふんだんに使われている「津軽猪鍋」をご堪能下さい。
昔ながらの朝食をイメージしたわっぱ飯
朝食はどのようなものを提供しているのでしょうか。
昔ながらの家庭で出されていた朝食をコンセプトに、こもるでは津軽のおいしさがたくさん詰まったわっぱ飯を提供しています。
わっぱとは薄い木の板を丸く成形したお弁当箱の事です。
このお弁当箱に入れることで、ごはんが冷めてもおいしく召し上がれます。
こもるでは、甘みが感じられつやもある青森県産のお米「はれわたり」を土鍋でふっくらと炊き上げたものを使用しています。
おかずは津軽地方の食材を使用しており、日々の仕入れ状況によって内容が変化します。
おかずの一例として、お弁当の一段目には魚の幽庵焼き、そらまめ、きゃらぶきなど、二段目には卵焼き、ミズ、きんぴら、おひたしなどが入っているそうです。
軽くてどこにでも持ち運びができるわっぱのお弁当箱に入ったこもるの朝食。
自分の好きな場所で津軽のおいしさがたくさん詰まった朝食を食べながら、朝のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
自家製畑の野菜が楽しめる⁉
田舎といえば皆様は何を思い浮かべますか?
田園や畑ののどかな光景を思い浮かべるのではないでしょうか。
こもるでは自家製の畑で色々な野菜を育てています。
例えばスイカやしそ、青森県の特産品の一つとして知られているリンゴなどを育てているそうです。
そしてこもるの自家製畑で育てられたこれらの野菜は、育成状況によってですが、宿泊されている方へ無料で提供することがあります。
これからの季節ですとスイカなどが食べられるかもしれませんよ。
津軽の豊かさを感じ、自分の時間をゆったりと過ごしてほしい
今回は青森県五所川原市にあるお宿こもるについて色々と紹介してきました。
こもるの今後の展望について、代表取締役社長の香田さんへ伺うことができましたので、最後に紹介したいと思います。
「今後も、宿泊されたお客様一人一人が、都会の喧騒を忘れて自分の時間をゆったりと過ごせるような空間を提供できるよう、努力していきたいと思います。
また、津軽のおいしいものを召し上がって、津軽の豊かさも同時に感じていただきたいです。
いらっしゃったお客様に、リピーターとして今後も津軽へ遊びに来ていただくことが目標です。」
こもるの近くには温泉施設もありますので、こもるに宿泊した際は温泉で入浴してくるのもおすすめです。
津軽には温泉の日帰り入浴をする文化があるため、気軽にご利用いただけます。
また、こもるの夕食では「津軽猪鍋」を提供していますが、これからのシーズンに向けて青森県産の鴨をふんだんに使用したお鍋を開発中とのことです!
いったいどのようなお鍋になるのか新しいメニューにも注目ですね。
更にこもるでは11名様までご利用できる一棟貸を実施しています。
気の合うご友人や同窓会など色々なシーンでご利用できますので、ぜひお試しになってはいかがでしょうか。
今後もゆったりとした時間を提供して、お客様を喜ばせる努力を続けていくこもる。
ぜひ津軽旅行の際はお泊りになってみてはいかがでしょうか。
店名 | こもる 五所川原 |
---|---|
場所 | 青森県五所川原市梅田福浦40-1 |
営業時間 | - |
電話 | 050-5527-2875 |
公式 | ・HP https://komoru.jp/ |
その他 | ・メール [email protected] (ご予約に関するお問い合わせはこちらからお願いいたします) |
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