津軽のラーメンは煮干し系が人気で数多くのお店があります。
その中でも濃厚な煮干しスープで有名な「たかはし中華そば」は、津軽煮干し系の元祖とされ、県外からもこのラーメンを求めてわざわざ弘前を訪れる人がいるほどの人気店です。
そんな「たかはし」はどんなお店なのかをご紹介します!
店名 | たかはし中華そば店 |
---|---|
場所 | 〒036-8075 |
営業時間 | 11:00~16:00 ラストオーダー 15:45 |
定休日 | 水曜日 |
電話 | 0172-34-8348 |
公式 | |
その他 | 駐車場:隣のセブンイレブンと共用で55台 奥羽本線・撫牛子駅徒歩3分 |
「たかはし」のメニューはいたってシンプル

今回「たかはし」に伺ったのは平日、12時に行くと行列ができていることが多いので、13時頃と少し時間をずらして遅めのランチタイムにしました。
入り口に食券の券売機があり、券を買ったらすぐに店員さんが受け取ってくれます。
メニューは「中華そば」、チャーシュー増量の「チャーシューメン」、夏向きの「ざる中華」の3種類です。
それぞれの大盛りと、サイドメニューにライス、ねぎ、というシンプルさです。
初めて訪れた時は(味噌、醤油、塩とかじゃないんだ!?)と驚きました。

店内は男性客多めですが、女性二人連れや、筆者のように女性一人のお客さんもいます。
カウンター席、テーブル席、小上がり席もあり、合計60席の席数があります。
それでも、注文して着席してから5分くらいで中華そばが来ました!
このスピーディーさもシンプルなメニューならではでしょう。
きらめく煮干し粉!これが「たかはし」のラーメン

「たかはし」の中華そばの具はチャーシュー、メンマ、ネギ。
大きな特徴はなんと言っても煮干し粉が見えるスープ!
れんげですくうとキラキラしています。

口に含むと濃厚な煮干しの風味がいっぱいに広がります。
初めて食べた時はラーメンというより和食っぽさを感じました。
中太の麺は2種類の小麦粉をブレンドした自家製麺とのことです。

これが結構ボリューム感があって、普通盛りでも十分お腹いっぱいになります。
一口目では強く感じた煮干しのニボニボ感も、食べ進むと意外とあっさりいただけてしまうのが不思議。
謎の呪文「アブカタ」「コイカタ」って?
今回はごくノーマルな「中華そば」をオーダーしましたが、常連さんは「アブカタ」「コイカタ」など呪文のようなオーダーをする人もいるという噂を聞きました。
お店の方に伺ったところ、「アブカタ」は油多め・麺固め、「コイカタ」は味濃いめ・麺固めの略称とのことで、食券を渡す時に伝えるのだそうです。
メニューはシンプルですが、カスタマイズができるのですね!
濃いめが好きな方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
もちろん、初めて来店の方にはお店が自信を持って提供している味をそのままいただくことをおすすめします!
「たかはし中華そば」へのアクセスは?
観光客も多く訪れる「たかはし中華そば」は交通機関でも行きやすい立地です。
JR奥羽本線で弘前駅から青森方面に向かって一つ目の「撫牛子(ないじょうし)」駅から徒歩3分。
バスなら弘前市街地から浪岡方面に向かう弘南バスに乗って「撫牛子」停留所から徒歩1分です。
車で行く場合もお隣のセブンイレブンと共有の大型駐車場があり、安心して停められます。
ご当地グルメ好きな人におすすめ!
筆者が初めて「たかはし」を訪れたのは、県外からツアーで来た方々との交流イベントの時でした。
主催者の方が「せっかくだから弘前の味を」と案内してくれたのです。
参加していた旅行客も「関東で食べる煮干し系と違う!」と喜んでいました。
ラーメン好きな方には全国的に有名なお店で、この駐車場の写真を撮っている時も、大きな荷物を背負った観光客らしき人が近くで撮影していました。
旅の思い出になるお店なので、弘前に来たらぜひ足を運んでみてください。
きっとラーメン好き、ご当地グルメ好きの方々とは共通の話題になるはずです。
煮干し系ラーメンがお好きな方は、こちらの記事もチェックしてみてください!
>青森のご当地ラーメン・煮干しラーメンの名店をご紹介!