2023年【菊と紅葉まつり】秋の弘前一大イベント!優美で幻想的なお祭りをご紹介

青森県弘前市のお祭りといえば、春のさくらまつりや夏のねぷたまつりが有名ですが、秋にも見ごたえ満載のお祭りが開催されるのをご存じしょうか。 
そのお祭りは「弘前城菊と紅葉まつり」。 
弘前公園一面の赤く色づいた紅葉や、が見ごたえがあり、多くの観光客で賑わうお祭りです。 
今回はこのお祭りについて色々と取材できましたので、紹介していきたいと思います。 

楓と紅葉が色づく弘前城菊と紅葉まつり



秋のシーズンになると津軽地方の山々の多くが紅葉で色づきますが、弘前公園に植えられている楓約1100本と桜約2600本も淡い紅い色に色づき、秋の季節の到来を知らせてくれます。 
弘前公園内にある弘前城植物園をメイン会場にした弘前城菊と紅葉まつりは、今年も2023年10月27日(金)~2023年11月5日(日)まで開催されます。 
お祭り開催中には多くのイベントも開催されているため、例年多くの観光客や地元の方々で賑わっています。 
ここからは今年の弘前城菊と紅葉まつりの見所や、おすすめイベントについて紹介していきます。 



迫力満点の青龍と朱雀のフラワーアート





弘前城菊と紅葉まつりでは様々なフラワーアート作品が登場します。 
その中でもぜひ見てほしい作品が、青龍と朱雀のフラワーアートです。 
こちらの作品はきれいな花々で制作された大型の作品ですが、夜間になると青龍と朱雀がプロジェクションマッピングで彩られ、フォトスポットとしても一押しの作品です。 





さらに、フラワーアートの世界大会で最優秀作品に贈られる金賞を受賞するなど国内外で活躍する花景家(かけいか)・ 阿部喜恵さんと、弘前ねぷた組師によるフラワーアートも非常におすすめです。 
日中も非常に見ごたえがある作品ですが、こちらも夜間になるとプロジェクションマッピングによってきれいに色づき、音と映像の演出を掛け合わせることで、日中とはまた違った魅力のあるフラワーアート作品となるそうです。 
どちらのフラワーアートも見ごたえ十分ですので、ぜひご覧になってくださいね。 



弘前公園内の紅葉のおすすめスポットは?



弘前公園内で淡い紅色に色づいた紅葉は、どの場所で見てもきれいに見ることができます。 
しかしせっかく弘前城菊と紅葉まつりに参加したのであれば、特別紅葉をきれいに見ることができる場所で見学したいと思いませんか? 
そこで、ここからは弘前公園内のおすすめ紅葉スポットについて紹介したいと思います。 



紅葉がライトアップで幻想的に





まず紹介するのは、東内門石橋付近・本丸南馬出石段です。 
こちらの場所からは紅葉と桜の紅葉を見ることができ、蓮池には龍をモチーフにしたフラワーアートが飾られています。 
日中もきれいですが、特に夜間がおすすめ。 
夜間になるともみじと桜の紅葉がライトアップされ、日中とは違う幻想的な雰囲気が演出されます。 
更に弘前城天守や櫓、城門が通常通りライトアップされる他、錦の灯り、篝火なども設置され、日中とは違った弘前公園の夜が出現します。 
秋夜の弘前公園でしか味わうことのできない、華やかかつ幻想的な雰囲気に包まれたスポットですので、ぜひご堪能ください。 



朱色の橋と櫓と紅葉がとっても映える!





弘前公園は追手門や東門などいくつかの入り口から入ることができ、それぞれの入り口ごとに異なる景観の紅葉を眺望できます。 
入り口付近で特におすすめなのが、追手門から入って3分程の場所にある杉の大橋。 
朱色の杉の大橋からは、紅葉と重なり合って見える南内門を眺めることができ、多くの観光客を例年魅了する人気の高いスポットです。 



紅葉に囲まれた櫓とお堀





丑寅櫓(うしとらやぐら〉からの風景も大人気。 
丑寅櫓は中央高校口から入って少し歩いたところにあります。 
夜は、濠の水面にライトアップされた紅葉と櫓が反射し、かなりきれいで見ごたえ抜群です。 



ガイドさんの説明を受けながらゆったりと紅葉風景が楽しめる





ちょっと珍しい場所から望める紅葉のツアーを紹介したいと思います。 
そのおすすめツアーは「観光舟」〈中学生以上:1000円・小学生:500円〉。 
この観光舟は東内門の近くの石橋から乗船し、舟上から紅葉を眺めることができるツアーです。 
約20分のコースを、船頭さんから弘前の紅葉や歴史の説明を教えてもらいながらゆったりと楽しめます。 
友人や家族で散策しながら楽しむのもおすすめですが、弘前公園の紅葉や弘前城、弘前公園の歴史に詳しい方からの説明を受けながら見る紅葉も、一味違う楽しさがありますよ。 



弘前城菊と紅葉まつりのおすすめイベントは?



弘前城菊と紅葉まつりでは様々なイベントを開催しています。 
例えば、参加者が願い事を書いて袋掛けをする「願いが灯るりんごの木」や、専用の台紙に色を塗って青龍と朱雀のフラワーアートへ投影する「フラワーアート・デジタルペインティング~光のお絵かき~」などがあります。 

このように様々なイベントを開催している弘前城菊と紅葉まつりですが、2023年の特におすすめのイベントは音楽×映像×フラワーアートのコラボイベント「Digital Show ‼ × リンゴミュージック スペシャルライブ」です。 
こちらのイベントでは、今話題のリンゴ娘や、リンゴ娘姉妹ユニットのライスボールなどが登場。 
彼女たちの素晴らしい野外ライブと、フラワーアート、プロジェクションマッピングを重ね合わせたイベントです。 
昨年のステージイベントは日中だけだったので、夜のプロジェクションマッピングとのコラボは初めてで大盛り上がりすること間違いなし! 
メイン会場である弘前城植物園の自由広場ステージで開催される予定です。 
日程や詳しい時間は、弘前コンベンション協会のHPをご覧ください。 



弘前市を盛り上げたい!!






今回は弘前城菊と紅葉まつりについて色々と紹介しました。 
今回取材の協力をしていただいた弘前コンベンション協会の方に、今後の弘前城菊と紅葉まつりの展望について伺うことができました。 
「今後は弘前公園の紅葉の素晴らしさを広めるため、夜のライトアップ等で誘客を図りながら、2020年から始めたフラワーアートを定着させていくことで、多くの観光客に弘前市の秋を知っていただきたいと思っています。 
また弘前市や津軽地方周辺で開催される秋のお祭りやイベントと連携しながら、弘前市の事を県外へPRしていきたいと思っております。」 
菊と紅葉まつり以外にも、弘前市や津軽周辺地域では面白い秋のイベントがまだまだありますので、ぜひそちらも併せて参加してみてはいかがでしょうか。 



まとめ



今回は弘前城菊と紅葉まつりについて紹介いたしました。 
上記でも少し紹介しましたが、弘前公園内では桜の紅葉も楽しむことができます。 
10月下旬ごろから紅葉予定ですので、春とは違った淡い紅色に色づいた桜を見学してみてはいかがでしょうか。 



〇イベント名:弘前城菊と紅葉まつり 
〇場所:青森県弘前市下白銀町1 弘前公園
 ※メイン会場は弘前城植物園(有料区域のため、料金は公式HPをご確認ください。)
〇開催期間:2023年10月27日(金)~2023年11月5日(日) 10日間 
〇開催時間:9:00~20:00(弘前城植物園の入園は19:30まで) 
 ※紅葉特別ライトアップ:16:00~21:00 
〇公式:HP https://www.hirosaki-kanko.or.jp/edit.html?id=cat02_autumn_momiji 

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