【津軽弁】弘前駅の彩り豊かで可愛らしいとってもおいしい駅弁をご紹介


旅行の楽しみと言えば、きれいな景観を楽しんだり、おいしい食べ物を食べたり、効能のある温泉に浸って日頃の疲れを癒したりと人それぞれ楽しみ方はいっぱいあると思います。
しかし上記で挙げた旅行の楽しみ方の他にも、忘れちゃいけないものが一つあります。
それは列車で旅行の目的地へ向かう際、車内で食べる駅弁です。
駅弁は地方によってさまざまな駅弁があるのですが、今回は弘前駅で購入できる見た目も可愛らしくフォトジェニックで、とってもおいしい駅弁をご紹介したいと思います。 

地元で人気な総菜屋さん


まみーくっくは弘前市内にある総菜屋です。
こちらのお店では煮込みハンバーグや根菜サラダ・ポテトサラダ・ぶり大根・鶏のから揚げなど様々なお惣菜を販売し、地元弘前の方から好評を博し人気なお店です。
現在では冷凍のお総菜に力を入れており、お店の前に冷凍の自動販売機を設置。
冷凍自販機で販売している料理は調理後真空パックで冷凍し、購入後は湯せんで簡単に食べることができます。
冷凍の自動販売機ではトマトソースハンバーグ〈750円〉・牛すじカレー〈700円〉・サバの味噌煮〈700〉など計七種類を販売しています。
このようにお惣菜を販売しているまみーくっくですが、去年4月に津軽の新しい駅弁を作るイベントへ参加したことがきっかけで、駅弁事業へ参加することになります。 

おいしく・可愛らしく・驚きのあるお弁当作りを目指して

まみーくっくの駅弁はすべて手作りで作っていますが、どのような思いを込めてお弁当を作っているのでしょうか。

まみーくっくの方曰く「一つずつ丁寧に作り上げることはもちろんですが、食べてもらう方に驚きと可愛らしさでびっくりしてもらえるよう気持ちを込めて作り上げています。
また弘前へ初めて来ていただいた方へ弘前の味を存分に楽しんでもらいつつも、おいしいと喜んでもらえるよう、様々な趣向を凝らしながら一生懸命作っています。」
このように答えていただきました。
それではまみーくっくではいったいどのような駅弁を作っているのか紹介したいと思います。 

すっきりした甘さが特徴的で食べやすいお弁当 


弘前駅構内で販売しているお弁当は何種類もありますが、その中でも可愛らしいパッケージな肉巻きころりん〈税込1,050円〉。
肉巻きころりんは一口サイズの肉巻きおにぎりが6個入ったお弁当です。こちらのお肉は青森県産の豚バラで、上北農産加工の「スタミナ源たれ」で味付けしてあります。
肉巻きころりんはまみーくっくの方が一つずつ丁寧にお肉を巻いて作っています。
一人で食べきってもいいのですが、家族や友人などみんなでシェアして食べてほしいとの思いから出来上がったお弁当になります。
肉巻きころりんは肉巻きおにぎりだけでなく、だし巻き卵・ホタテ・フキ・シイタケ・人参の4種類の煮物が入り、可愛らしいパッケージに似合わずボリューミーな仕上がりになっています。
肉巻きころりんは若年層の観光客から好評を博しておりますので、弘前駅から列車に乗って旅行する際や各地へ帰る際、ぜひ購入して召し上がってみてください。 

華やかな彩りにびっくり!!津軽の玉手箱 


次にご紹介するのは津軽の玉手箱〈税込1280円〉と呼ばれるお弁当です。
こちらのお弁当はまず開けたらびっくりするお弁当です。

その理由は華やかに彩られているからです。
どのように彩に優れているかと言いますと、まず四種類の味が違うご飯が敷き詰められており、両端には津軽の郷土料理のおかずが隙間なく丁寧に詰められています。

もちろんすべて青森県や弘前市の食材を使用して丁寧に仕上げられており、津軽地方のお味を存分に楽しむことができるお弁当です。
津軽の玉手箱の中に入っているご飯の味からまずは紹介したいと思います。 

可愛らしい一口サイズで津軽の郷土料理が楽しめる四種類のご飯

 


一口サイズで可愛らしいご飯が特徴的な津軽の玉手箱ですが、いったいどのような味に仕上がっているのか紹介したいと思います。
まず一つ目はピンク色のご飯が特徴的な紅生姜の甘口いなり風です。
紅ショウガ甘口いなり風はご飯がピンク色をした点が特徴的ですが、このピンク色は着色料を使用しているのではなく、甘口紅しょうがの色がご飯に移ることで、ピンク色に染まっています。
お味の方は紅しょうがのさっぱり感とちょっと甘めの酢飯で、とってもおいしい一品に仕上がっています。
二つ目はしそ巻きあんずゆかりご飯です。
しそ巻きあんずがご飯の上にあり、ゆかりご飯の酸味とかめばかむほど甘みが増すしそ巻きあんずとの相性がばっちりの一品で、こちらも弘前の郷土料理として知られています。
三つめは弘前の郷土料理で知られるホタテの貝みそが白いご飯に乗っている、一口サイズのホタテ玉子みそご飯です。
弘前の郷土料理として知られる貝みその味の濃さが白いご飯とマッチして、一口サイズじゃちょっと物足りなさを覚えてしまうのではないかと、心配になるぐらいおいしい一品です。
四つ目は津軽の郷土料理・ゴマご飯です。
こちらのゴマご飯は江戸時代からの伝統的な津軽地方の郷土料理で、醬油ベースに味付けした色々な具をご飯と炊き上げた炊き込みご飯です。
津軽の玉手箱に入っているごまめしには、胡麻や栗が加えられています。
栗の甘みが感じられつつも醬油ベースのご飯と非常に合う炊き込みご飯です。
このように味が違う炊き込みご飯が四種類入っている津軽の玉手箱ですが、おかずにもこだわっています。 

津軽の郷土料理がたくさん入ったおかず達


津軽の玉手箱はご飯も特徴的でとってもおいしいのですが、四隅にあるおかず達にも注目です。
津軽の玉手箱に入っているおかずはすべて津軽の郷土料理で、列車の中で弘前の味を堪能できます。
おかずの種類はなんと八種類入っていますが、代表的な物をいくつか紹介したいと思います。
まず一品目は弘前の郷土料理として知られる代表的な一品・いかメンチがおかずとして入っています。
津軽地方では様々な調理方法でいかメンチを提供していますが、まみーくっくのいかメンチはイカゲソを叩いてミンチにし、ニンジンや玉ねぎなどの野菜を一緒に混ぜて天ぷら粉でふっくらと揚げています。
イカゲソと野菜の食感がよく、とってもおいしい一品です。
二つ目のおかずは醤油ベースで味付けした長もやし炒めです。
長もやしの食感を味わいつつ、ご飯と一緒に食べるのがオススメ。
三つ目は椎茸のにんにくみそ焼きです。
こちらのおかずに使用されているにんにくと椎茸は青森県産のにんにくと弘前産の椎茸です。
こちらもにんにくがガッツリ効いていますが、椎茸とみそのハーモニーが素晴らしく、ご飯との相性もばっちりな、おいしさ満点のまみーくっくオリジナル料理です。
四つ目のおかずは弘前の嶽きみ〈とうもろこし〉とホタテかき揚げです。
嶽きみは口の中ではじけるような食感と果実並みに甘い点が特徴的なトウモロコシです。
この嶽きみとホタテを一緒に挙げたかき揚げは、ソースなしでも、口の中に広がるトウモロコシの甘みだけでおいしく召し上がれる一品です。
他にも津軽の玉手箱には、長いもの煮物やナスのしそ巻き・だし巻き卵などもおかずとして一緒に入っています。
このように津軽の玉手箱は津軽の郷土料理を存分に楽しむことができる、まさに玉手箱のようなお弁当。
ぜひ弘前へ遊びに来たら帰りの列車で津軽地方の味を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。 

まとめ

今回は弘前の駅弁である肉巻きころりんと津軽の玉手箱について紹介しました。
まみーくっくの肉巻きころりん弁当と津軽の玉手箱は、津軽振興会が運営している弘前駅の東西自由通路「あずましろ~ど」の駅弁コーナーで販売していますので、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
今後も弘前駅で販売している様々な駅弁について紹介していきたいと思いますので、次回もお楽しみに!!
駅弁販売場所:あずましろ~ど(弘前駅自由通路) 
製造企業:まみーくっく 
連絡先:商品の問い合わせは津軽振興会様へ〈TEL:070‐5326‐7771〉 

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