大雪だった長い冬を終えて、弘前さくらまつりが始まりました!
世界に誇る絶景の桜スポットである弘前公園には、県外・国外からも多くの観光客が訪れています。
しかし、混雑に負けずに何度も花見に行くのが弘前市民。
桜を見ながら食べる、「ここだけ」の屋台グルメも毎年の楽しみです。
以前、定番中の定番5店をこちらの記事でご紹介しました。
>【弘前さくらまつり】さくらまつりの定番出店5選!桜と一緒に楽しみたい
今回は5つには絞りきれなかった定番のお店と、ニューフェイスのお店をご紹介します!
さくらまつりに行く前にぜひチェックしてみてください。
いつ来ても桜とコーヒードーナッツ&コーヒーが楽しめる「成田専蔵珈琲店」
追手門から弘前公園に入ると最初に出会う出店がこちら。
成田専蔵珈琲店のコーヒーとドーナッツのお店です。
弘前は北方警備を担う弘前藩士がコーヒーを飲んでいた歴史があり、喫茶文化が盛ん。
こちらは地元に長く根付いている珈琲焙煎店で、「藩士の珈琲」も販売しています。
コーヒー風味のドーナッツはほろほろとした素朴な食感で、子どもの頃に食べたドーナッツを思い出します。
そして、イートインスペースには桜が満開の写真パネルがあります。
園内の桜がまだ咲いていない時期に来たとしても、すでに散ってしまった後に来たとしても、ここに来れば満開の桜を背景に写真を撮ることができます。
ネタとしてもおすすめ。
様々な風味が楽しめる「花より焼きだんご」

弘前物産館から四の丸に降りていく賀田坂の途中にある焼き団子屋さん。
弘前を舞台としたマンガ「ふらいんぐうぃっち」のさくらまつり回でも登場したので、聖地巡礼的に訪れるファンもいるそうです。

筆者は桜餅が好きなので、いつも桜味の団子を頼んでいます。
一つ一つが大きくてお腹いっぱいになります。
ちなみにさくらまつりの露店にはお団子屋さんが何軒もあって、三色団子、みたらし団子など様々。
地元ではお気に入りの団子屋さんを決めて必ずそこで買うという人もいます。
県外からの観光客が驚く「蟹味噌本舗」
弘前公園の東側、中央高校口への道沿いも屋台ゾーン。
ここに「蟹味噌本舗」という見慣れない看板が出ていました。
蟹味噌とビールや日本酒を組み合わせた「大人のハッピーセット」「通風セット」なんてネーミングのセットもあります。

蟹味噌好きにはたまらない光景。
小さめの蟹の甲羅に蟹味噌と蟹の身をほぐしたものを詰めて加熱されています。
聞けばここ数年で登場した比較的新しいお店なのだそうです。
関東など県外から来た観光客が「こんな屋台初めて見た!」とびっくりして買っていくそう。
スプーンですくっていただくと濃厚な蟹味噌の風味が口いっぱいに広がります。
これはお酒が欲しい!
しかし運転手なのでガマンです。
次は夜桜見物の時に飲める体制で来ようと決意しました。
カップで食べる本格ラーメン「ラーメンのぶ」
四の丸演芸場がある屋台エリアの角に、こちらも新しいお店が出ています。
「新名物 カップ麺(ラーメン)」と看板に書かれていますが、提供するのは藤崎町に店舗を構えるラーメン屋「らーめん のぶ」の本格的なラーメン。
しっかりと注文を受けてから茹でるラーメンで、提供する時の器が持ち運びしやすいカップ型でした。
まだ肌寒い時もある4月の青森で、この熱々のスープが身体に染みわたります。
弘前ではおなじみのアキモト製麺の麺、なるとの下にある丸い背脂を溶かしながら一緒にいただきます。
イートインスペースもあり、落ち着いて食べられるのもいいですね。
店主さんのお話しでは今年で3回目の出店とのことで、昨年食べておいしかったから、とリピートで来るお客さんも多いそうです。
弘前公園の名物「りんごシャーベットアイス」

さくらまつりに限らず弘前公園の定番スイーツ「りんごシャーベットアイス」。
春から秋にかけて週末やイベントの時にリヤカー形式の屋台で、公園内各地に出店しています。


リヤカーはどれも「弘前アイス組合」の小さなノレンを掲げています。
商品名は「りんごシャーベット」「カランカランアイス」「チリンチリンアイス」などお店によって様々です。
サッパリとしたシャーベットアイスはここに来たら食べずにはいられない定番の味です。
弘前さくらまつりはこれからが見頃。
2025年の会期は4月16日 (水) ~ 5月5日 (月)です。
52種類約2,600本の桜が時間差で咲き誇る春の宴、そこに並ぶ露店の数々もぜひ楽しみにおいでください!
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>2025 弘前さくらまつり