昨年閉店したイトーヨーカドー弘前店。
そこで長く愛されてきた「ポッポ」のクレープと同じ味が食べられるお店が開店しました!
その名も「クルックー」。
店名は旅立った「ポッポ」が「クルックー」と鳴きながら戻ってきたという意味を込め名付けたそうです。
店名 | クルックー |
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場所 | 〒036-8182 青森県弘前市土手町65 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 木曜日 |
電話 | - |
公式 | - |
その他 | - |
お店の雰囲気
弘前市土手町商店街の中心にあり、旧中三弘前店から蓬莱橋を渡ってすぐ左側に鮮やかなオレンジ色の店舗が見えます。
テイクアウト専門店のため店内に飲食スペースはありませんが、店から出てすぐ右にある蓬莱広場公園で食べている人も多いそうです。

昼過ぎにはデザートとして買いにくるお客さんで賑わっており、1時間待ちとなることもあるそうです。
中に入ると、従業員の方々もお互い仲良く話しながら作業し、笑顔で明るく接客してくれるため、とてもいい雰囲気で心温まります。
開店の経緯

クルックーの店長である相馬洋子さんは、イトーヨーカドー弘前店内の「ポッポ」クレープ部門で約40年間働いていました。
地元民に長く愛されてきたイトーヨーカドー弘前店の閉店に伴い、ポッポも閉店することになり、クレープを作るのもこれで終わりかと思っていたそうです。
そんな相馬さんがクルックーを開店することになったきっかけは、お笑い芸人・シソンヌのじろうさん。
イトーヨーカドー弘前店の閉業が発表された後、相馬さんの知人女性がたまたま参加したじろうさんのサイン会で、ポッポの閉店を惜しんで「じろうさんクレープ屋さんやらないかな」という旨のお話をされたそうです。
元々ポッポの常連だったじろうさんが、それを聞いてポッポの相馬さんの元を訪れたことで、クルックー開店への一歩が始まりました。
じろうさんの繋がりから、イラストレーターの町田ヒロチカさんが店のロゴをデザインしたり、イトーヨーカドーのテナント仲間であった「長尾中華そば」の社長さんがクレープの生地探しに協力したりと、多くの人の愛と繋がりでクルックーは開店に至りました。
全メニューとおすすめ

2025年4月現在のメニューは以下の通りです。
- チョコクリーム
- ストロベリークリーム
- キャラメルクリーム (各 税込300円)
- チョコバナナ
- ストロベリーバナナ
- キャラメルバナナ (各 税込380円)
- チョコカスタードバナナ
- ストロベリーカスタードバナナ
- キャラメルカスタードバナナ (各 税込430円)
- チョコスプレーバナナ
- ツナコーン (各 税込450円)
チョコバナナは一番人気のメニュー!
ホイップクリームに、バナナとチョコソースが入っています。
チョコスプレーバナナはシソンヌじろうさんのリクエストで始めたそうです。
こちらはホイップクリームに、バナナとチョコスプレーが入っています。
ツナコーンはクルックーで初のおかずクレープで、今月から始まりました。
売り切れる前に並ばず目当てのメニューを食べたいという方は、お昼前10時から11時頃がおすすめのタイミングです!
実際に食べてみた
今回は、チョコバナナとチョコスプレーバナナとツナコーンにあわせて、レジの店員さんおすすめのストロベリーカスタードバナナを注文しました!
まず、380円、430円、450円というかなりの安さに対し、生地も大きく中身もたくさん入っていて1個1個満足感のあるサイズでした。
ポッポで食べた記憶がよみがえるような懐かしい味で、生地のもちもち感がやみつきになります。
甘いクレープはクリームがあふれるぐらい入っていて、チョコやストロベリーがアクセントとなり飽きずに食べることができました。
ツナコーンは、レタスのシャキシャキ感とツナコーンのうまみが同時に味わえて何個でも食べたいと思える味でした。
おわりに

今回は2025年2月22日に開店したクレープ店「クルック―」をご紹介しました。
たくさんの人と人との繋がりが作り上げた愛溢れるお店です。
ポッポのあの味をもう一度食べたいという方はぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。