暖かくなってくると、自然と触れ合いながら遊んだり、涼しい清流の下で気分をリフレッシュしたり…アウトドアな体験をしたくなりますよね。
「自然遊漁場 追の沢マス釣場」では、青森県弘前市の津軽富士・岩木山の清流でニジマス釣りができます!
春夏が来ると行きたくなる、追の沢マス釣場の魅力をたっぷり紹介します。
施設名 | 自然遊漁場 追の沢マス釣場 |
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場所 | 〒036-1343 青森県弘前市百沢東岩木山2279 |
営業時間 | 9:00~16:00 |
定休日 | 10月中旬~4月下旬 |
電話 | |
公式 | ・Instagram https://www.instagram.com/oinosawa.iwakisan/ |
その他 | ・期間中は基本定休日なし、天候などにより臨時休業あり |
家族連れや観光客でにぎわう追の沢マス釣場

弘前市街から車で約30分の所にある追の沢マス釣場。
りんご園と森に囲まれ、空気がきれいで自然に溢れた場所です。
長期休みや夏休み、土日・祝日になると地元の方々や観光客で賑わいます。
岩木山の伏流水を利用して施設内に溜池をいくつか造り、その内2ヶ所を釣り場として開放しています。
釣り場の中には約15~18㎝程のニジマスが放流されています。
施設では釣り竿などの貸し出しを行っており、レジで申し込むと2,000円で釣り券、竿1本、餌をいただくことができます。
竿1本でニジマス5匹まで釣ることができ、誰でも釣りが楽しめます。
担当者の方へ、ニジマス釣りのコツを伺いました。
「ニジマスを釣るときのコツは、餌を米粒くらい小さく丸めること。
針に餌を付けるときは針先が少し見えるように刺すことです。
釣るときは、水の中にポトンと放り込むような感じで針を落とすことでパクッと食いつきやすくなります。
食いついたら素早く釣り上げ、逃がさないように陸地にニジマスを素速く上げてください。」
実際にここを訪れた釣り初心者の方でもニジマスは釣れているそうです!
追の沢マス釣場の二大名物の一つ・ニジマスのから揚げ

釣ったニジマスは、従業員の方へお願いすると、「ニジマスのから揚げ」〈一匹150円〉または「ニジマスの塩焼き」〈1匹150円〉へ調理してくれます。
その場で召し上がることも、お持ち帰りすることも可能です。
またニジマス釣りをしていない方でもニジマスのから揚げ・塩焼きを購入することができ、その場合のお値段は3匹で1,500円、6匹で3,000円です。
特に人気なのはニジマスのから揚げで、追の沢マス釣り場の二大名物の一つとなっています。
ニジマスは竿1本で5匹釣ることができますが、そのすべてをから揚げにしてもらうお客さんもいるんだとか!
ニジマスのから揚げは、まずニジマスの内臓を取り除き、よく水洗いして三枚おろしのような形に開き、2センチ程度の幅でブツ切りにし、頭は半分に切ります。
その後片栗粉を軽くまぶして180℃の油の中で6~8分程揚げて、外側がカリカリになったら完成です。
味付けは追の沢マス釣場の方が作った5種類の塩をブレンドしたオリジナルの塩です。
揚げたてのから揚げは、絶妙な塩加減とぎっしり詰まった旨味がたまりません。
さらに骨まで食べられるようにカリカリに揚げているため、余さずにニジマスを堪能できます。

ニジマスの塩焼きは、ニジマスをまるごと串に刺して焼いています。
昔話の囲炉裏に登場するような見た目で、思わずかぶりつきたくなってしまいます!
身はしっとりフワフワで、こちらも塩加減が絶妙ですよ。
追の沢マス釣場の二大名物の一つ「流しそうめん」

ニジマスのから揚げ・塩焼きの他にぜひ召し上がっていただきたいのは、地元の方々の多くが注文する「流しそうめん」〈500円(税込)〉。
ご家族や友人同士でレトロな卓上流しそうめん器を囲み、楽しみながら食事をすることができます。
卓上流しそうめん器機に流れている水は、岩木山のブナの木の根元から湧き出ている伏流水を地下から汲み上げて利用しており、とっても冷たい点が特徴的。
この冷たい水を使ってそうめんを〆ると、きりっとしたのど越しの良いそうめんができあがります。
流れている水はぬるくなることなく、いつでも冷たいそうめんを楽しめます。
また、追の沢マス釣場オリジナルのめんつゆがとっても人気で、つゆだけを購入したいと熱望する方が出るほど。
めんつゆのレシピは企業秘密です。
ほんのりと甘みがある特徴的なおいしいつゆで、流しそうめんとの相性はばっちり。
あっという間にそうめんを食べつくして、何回もおかわりする方が多いそうです。
そうめんに大事な薬味にもこだわっています。
「しろ」と呼ばれる細い品種のネギと、おろししょうが、赤じその三種類の薬味が、そうめんの味変に最適。
いろいろな薬味で味変を楽しんでいるうちに、またまたそうめんをおかわりしてしまいます!
岩木山から湧き出ている水がある限り、続けていきたい!
最後に、ご担当者の方に追の沢マス釣り場への思いを伺いました。
「私たちはだいたい50年程前から、岩木山の自然を感じながらみなさまが楽しめるように、ここを運営してきました。
ここは岩木山から湧き出る川の水を入り口の川や釣り堀に引いています。
飲料水は岩木山のブナの木の根元から湧き出ている湧き水を、父が発見しパイプで引き込んだ貴重な湧き水です。
今後も水質を守り、湧き水が尽きない限り頑張って運営していきたいと思っております。
みなさまに釣りや名物の流しそうめん・ニジマスのから揚げなど楽しんでいただけたら嬉しいです。」
半世紀以上運営してきている追の沢マス釣場。
今後も末永く弘前のレジャースポットとして残っていって欲しいですね。
まとめ
今回は追の沢マス釣場について紹介しました。
余談ですが、追の沢マス釣り場から車で8分程の場所に「弥生いこいの広場」があります。
オートキャンプ場やピクニック広場の他、簡易的な動物園もあり、お子様連れにもおすすめな施設です。
弥生いこいの広場は9:00から空いているため、少し早めの時間帯から弥生いこいの広場でアウトドアを楽しみ、お昼前に追の沢マス釣り場へ訪れるのがおすすめです。
ぜひ、併せて楽しんでみてください。