【SHIROFES.2025】ダンスに興味がなくても絶対楽しい!10周年を迎える弘前の熱い3日間

歴史・文化

掲載日:2025年6月20日

2025年6月27日(金)から29日(日)の3日間、弘前公園と弘前市民会館を舞台に、国内最大級のダンス&パフォーマンス複合フェスティバル「SHIROFES.2025」が開催されます。
記念すべき10周年を迎え、過去最大規模となる今年のSHIROFES.の魅力を、弘前市民ライターがお届けします! 

イベント名

SHIROFES.2025 

場所

〒036-8356
青森県弘前市下白銀町1
弘前公園&市民会館

公式

・HP https://shirofes.jp/ 
・Instagram https://www.instagram.com/shirofes/
・X https://x.com/shirofes
・YouTube https://www.youtube.com/@shirofes.1765

日時

6/27(金) 17:00〜20:30 
6/28(土) 9:30〜20:30 
6/29(日) 9:30〜20:30  

SHIROFES.の始まり 

SHIROFES.の開催は2016年から。 

前年に石垣補修工事のために曳家(ひきや)で移動した天守を囲む広場を使っての開催でした。 

その当初から単なるダンスイベントではありませんでした。
りんご娘など地元のアイドルやミュージシャンのライブ、子どもも楽しめる対戦ゲームコーナー、ご当地ゆるキャラの集合など、多彩なコンテンツが満載でした。 

2016年初開催のSHIROFES.


 その後も毎年SHIROFES.が開催されると子どもと遊びに行き、屋台フードを片手に、ダンスバトルを横目に眺めるのが恒例でした。 
小学生の子連れではダンスバトルを集中して見ることはできませんでしたが、その熱気から、ただならぬイベントであることは肌で感じ取れました。 

2019年には弘前藩に伝わる古武術の演武も行われ、その名の通り、まさに「城」と「ストリートカルチャー」が融合したユニークなフェスでした。 

SHIROFES.2019の古武術演武

 


2024年、ダンスバトルの魅力にハマりました 

順調に規模を拡大していたSHIROFES.ですが、2020年からのコロナ禍で状況は一変します。

オンライン開催や、会場を移しての入場制限を経て、2024年、ついに弘前公園に帰還。
久しぶりに現地へ足を運ぶと、そこには普段の弘前公園と違う熱気に満ちた光景が広がっていました。 

SHIROFES.2024

 弘前公園はさくらまつりなどのイベントでにぎわうことも多いのですが、SHIROFES.はとにかく若者がたくさん! 

国際色豊かな参加者や小さなキッズダンサーもいて、ファッションも多種多様です。 
そこかしこで音楽が流れていて、即興でダンスを楽しむ人たちが見られました。 

 

そして、この年初めてじっくり観戦したダンスバトル。 
これが衝撃的でした。 

とにかくパフォーマンスのレベルが桁違いなのです。 
ダンスに詳しくなくても、会場を揺るがす歓声とどよめきで、世界レベルのパフォーマンスが繰り広げられていることが伝わります。 

市民会館で行われたトーナメント準決勝では、勝負がつかず延長戦に突入した瞬間、割れんばかりの歓声がホールを包み込みました。 

準決勝延長戦が決まった瞬間の場内

決勝戦ではステージサイドに目を輝かせたキッズダンサーたちがこのバトルを食い入るように見ていて、きっとこの経験が人生の転換になる子がいるのでは、と感じました。 

決勝戦を見つめる子どもたち


 10周年のSHIROFES.2025の見どころは? 

エリアマップ。SHIROFES.2025 より引用

記念すべき10周年大会は、過去最大のコンテンツが用意されています。 

●無料で楽しめる屋外ステージがすごい! 

屋外の「フォレストステージ」と「ミュージックヴィレッジ」でのイベントは、なんとすべて観覧無料。 

りんご娘やライスボールといったご当地アイドル、高校生・大学生のダンス部、津軽三味線やねぷた囃子などの伝統芸能、さらには全国大会10連覇中の豊田児童館一輪車クラブまで、地元の多彩なパフォーマーが集結します。 

夜には世界トップクラスのダンサーによるショーケースも! 

これほど豪華なステージを無料で楽しめるのは、SHIROFES.ならではの大きな魅力です。 

SHIROFES.2024アルプスおとめ&リーフのステージ

 ●世界レベルのダンスバトルを間近で!  

市民会館(有料)では、初のチーム戦「G-COAT」を含む11種類のダンスバトルが開催されます。 

ポップ、ブレイキン、ロックなど、ダンスのジャンルは様々。 
「スタイルの違いが分からない」という方でも、心配はご無用です。 

見ているうちに自然と分かってきて、それぞれの魅力に引き込まれていくはず。 
特に注目は、3日間の大トリを飾るポップダンスの世界大会「SAMURAI」。 

国内外の予選を勝ち抜いてきたトップダンサーたちが弘前に集結します。 
そしてなんと、BEST16から決勝戦までは、無料の野外ステージで開催されます。 

これは必見! 


 

ダンスに興味がない人にこそ、来てほしい 

弘前公園が3日間、ダンスと音楽の熱狂に染まるSHIROFES.。 

わたしは、これまでダンスに縁がなかった人にこそ、この空間を体験してほしいと思っています。 

会場には子どもが遊べる巨大なふわふわ遊具があり、キッチンカーや出店も普段のお祭りとはひと味違ったメニューが並びます。 
ただ散歩するだけでも、きっと新しい発見があるはずです。 

SHIROFES.2024のふわふわ遊具

SHIROFES.を牽引するのは岩渕伸雄さん。 
弘前市にあるダンススタジオ「FUNKY STADIUM」の運営代表者です。 

岩手県出身で弘前大学に入学してから、たまたま誘われてダンス部に入ったことがダンスを始めたきっかけだったそう。 

そして「FUNKY STADIUM」が開業してから17年。 

今年、中学生ダンサーNALUさんが全国大会のファイナリストになるなど、確実に新しい才能が育っています。 
NALUさんはSHIROFES.ではHIP HOPのバトルにエントリーしています。 

こちらも見逃せないですね! 

たくさんの感動と興奮が味わえるSHIROFES.  
ぜひ、この10周年記念大会に足を運んでみてください! 

 

▼タイムテーブルなど詳細は公式HPをご確認ください 
https://shirofes.jp/ 

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