今回は、弘前市を訪れたら絶対に訪れるべきお餅屋さん「戸田うちわ餅店」を紹介します。
弘前市出身のお笑い芸人・シソンヌのじろうさんが帰省するたびに買いにくるお店として知られ、またテレビ番組「マツコの知らない世界」でも取り上げられたことがあるため、地元の方から観光客の方まで訪れているお店です。
店名 | 戸田うちわ餅店 |
---|---|
場所 | 〒〒036ー8196 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 月曜日 |
電話 | 0172-32-7698 |
公式 | - |
その他 | 駐車場あり |
開店からお客さんが続々と訪れる人気店

弘前市には和菓子屋さんが多くありますが、中でも市民に人気があるのが戸田うちわ餅店です。
五重塔で有名な最勝院から歩いて数分、住宅街にある老舗のお餅屋さんです。
創業は明治時代。
元々は製麺所であり、餅は店舗ではなく行商で売っていたそうです。
現在地に餅屋として店を構えたのは、昭和20年代。
4代目店主の時でした。
その後5代目が亡くなって一時閉店しましたが、6代目が復活させました。
9時になると、開店を待ちかねたお客さんが次々とやってきます。
定番商品は3種類のお餅
まずは、定番の商品を紹介します。
どれも厳選された材料を使い、添加物が入っていないため、その日のうちに食べるのがおすすめです。
うちわ餅 150円
.jpg)
まずは、お店の名前にもなっているうちわ餅。
濃厚なごまの香りのタレがこれでもか、というように、どっぷりかかっています。
創業当時、うちわは四角いものが一般的だったため、当時のうちわに形が似ていることから名付けたそうです。
お店でごまを焙煎するところから始まり、丁寧に摺って作る秘伝のタレ。
口に入れると、口の中にごまの風味が広がります。
うーん、幸せ。
これは何本でも食べることができますね。
お客さんも、5本、10本と買っていきます。
串餅 130円

お次は、お団子のような串餅。
黒蜜がかかっています。
ごまタレとはまた違った風味ととろみがあります。
甘さ控えめで、一本を一口で食べてしまいそうです。
うちわ餅も串餅も、スプーンで最後のひとすくいまで残さずに食べてしまいました。
豆大福 170円

もうひとつは、豆大福。
豆が大きいのが特徴です。
一般に豆大福に入っているのはえんどう豆ですが、これは岩手県産の黒平豆を使っています。
その形から碁石豆とも呼ばれます。
豆の存在感がありますね。
季節限定のお餅も美味しいよ
定番のお餅以外に、季節のお餅も作っています。
春はうぐいす餅、秋には新米を使った秋餅。
お正月ののし餅も販売するため、年末は大忙しなのだとか。
うぐいす餅 150円

うぐいす餅は、2月から5月の間に販売。
今回伺った時はうぐいす餅があり、春の到来を感じました。
豆餅と違って柔らかい食感で、中には美味しい粒あんがたっぷりと入っています。
秋餅は、新米の収穫を祝う丸餅です。
以前は、米農家さんが自分で作った餅を近隣に配っていたそうで、良き慣習が残っていますね。
お米本来の味が、わかりそうです。
シソンヌじろうさんのおかげで芸能界にも多くのファンが!
シノンヌのじろうさんは、弘前市出身。
自身の弘前での思い出を綴った「シソンヌじろうの自分探し」にも戸田うちわ餅店が出てきます。
また、芸人仲間さんへのお土産にしていることで、芸能界にもうちわ餅の人気が広まっています。
SNSやテレビ番組で、「うまいうまい」と食べる様子を、見かけることも多いですよ。
店内には、シソンヌのお二人を始め、多くの有名人のサイン色紙があります。
一番人気はうちわ餅なのですが、お店の方の話によれば、実は串餅も人気なのだとか。
このところ、イベントなので弘前を訪れる機会が増えているじろうさん。
このお店に寄るのはもちろん、近くの土手町周辺を普通に散策しているようです。
もしかしたら、じろうさんと出会えるかもしれません。