平川市にある「GARDEN 大きなくりの木の下で」がローズシーズンの見頃を迎えています。 
まるで絵本の世界のような美しいオープンガーデン、その魅力をご紹介します！

始まりはオーナー夫妻のガーデニング趣味から 

こちらのガーデンはとても広く、多種多様なお花が植えられていますが、オーナーの大澤さんご夫婦のガーデニング趣味が始まりでした。 
ホームページによると大澤さんご夫婦は2000年からガーデニングを始め、2013年から維持のための寄付をもらいながら一般開放をしました。 

ガーデン専門誌で優秀賞に選ばれたこともあり、入園者は年々増え続け、2019年に事業化をして入園料を定め、開園日を増やされたとのことです。 

入園料はローズシーズン最盛期の6月のみ700円、他のシーズンは500円、それに1ドリンクが付いています。（小学生以下は無料、ミニジュース付） 

弘前からのアクセスは？ 

「GARDEN 大きなくりの木の下で」は弘前市からは車で20～30分、青森市方面からは東北自動車道黒石ICで降りて10分ちょっとの場所にあります。 

ガーデンの裏手にある無料駐車場に車を停めて、表の入口に回ります。 
入園時に地図をもらえるので、まずはこちらを確認しましょう。 

個人で始めたとは思えないくらい見どころがたくさん詰まっています。 

どちらを見てもバラに囲まれる華やかな空間 

このローズシーズンの6月は、どちらを見てもバラ！ 

様々な色と形のバラに囲まれることができます。 
バラのアーチをくぐった先に白いベンチがあるところは、秘密の花園か不思議の国のアリスの世界のよう。 

昨年もこの時期に伺ったところ、ブライダルフォトの撮影をしているところを見かけました。 
純白のドレスをまとった新婦さんを新郎さんがお姫様抱っこで抱えていて、心温まる光景でした。 

2021年からフォトスタジオなどプロのカメラマンが入っての撮影も予約制で受け入れているそうです。 
気になる方はホームページをチェックしてみてください。 

疲れたらガーデンカフェで休憩タイム 

入園料には１ドリンクが含まれています。 

たくさんお花を見たり撮影したりして疲れたら、ドリンクブースに立ち寄って、好きな飲物をオーダーしましょう。 

ドリンクは挽きたてのコーヒー（ホットとアイス）、真っ赤なローズヒップ＆ハイビスカスティー（ホットとアイス）、はちみつレモンティー（アイス）が選べます。 
小学生以下のお子さんにはりんごのミニジュースがいただけます。 

わたしはいつもローズヒップ＆ハイビスカスティーのアイスをいただいています。 
ひんやりして甘酸っぱいハーブティーが体に染み込んでいく気がします。 

ちょっと小腹が空いた時には、りんごのケーキ（200円）もいっしょにいただきます。

「大きなくりの木」は樹齢500年以上！  

名前の由来となった「大きな栗の木」はオープンガーデンの奥の方にあります。 
「鳥のガーデン」と呼ばれるエリアの中央にある、風格ある巨木が樹齢500年以上の栗の木です。 

わたしはまだ見たことはありませんが、ここはノスリという鷹もいるそうです。 
さらに奥には竹林や庚申塚もあり、和を感じる空間になっています。 

ガーデニング、多肉植物、ハンドクラフトなどワークショップも開催 

ガーデンカフェに隣接している「ワークショップルーム」では、多肉植物の寄せ植え、リース作り、ハンドクラフトなどのワークショップが開催される日があります。 

6月の土日にはバラに囲まれてのピラティス・ヨガやバランスボールレッスンも！ 

気になる方は公式ホームページの「イベント」をチェックしてみてください。  

ローズシーズンは６月２９日まで。７月はアジサイシーズン 

入園時にオーナーの大澤さんに質問したところ、バラは今が見頃ですが、まだこれから咲く品種もあるとのことでした。 

ローズシーズンは６月２９日（日）まで。 

その後、７月５日（土）からアジサイシーズンが始まります。 
ラベンダーも同時に楽しめるのが魅力です。  

【開園シーズン】 
・４月下旬～５月上旬　菜の花シーズン 
・５月２４日（土）～６月２９日（日）ローズシーズン 
・７月５日（土）～７月３１日（木）アジサイシーズン 
・８月　休園 
・９月６日（土）～１０月１９日（日）　コスモス・ダリアシーズン 

 丹精こめて育てられた美しい花々に囲まれて、心安らぐひとときを過ごしに訪れてみてはいかがでしょうか。