青森県弘前市の観光農園「津軽ゆめりんごファーム」の直売所、「ゆめりんごPATISSERIE」。
こちらではりんご等の青果やその加工品に加え、アップルパイを販売しています。
青森県弘前市はりんごの生産量が日本一であるということもあり、弘前市内にはアップルパイを販売している店舗がたくさんあります。
弘前観光コンベンション協会が発行しているアップルパイマップによれば、なんと45店舗以上が販売しています。
今回は筆者おすすめのゆめりんごPATISSERIEのアップルパイについて紹介したいと思います。
安心・安全をモットーに
青森県弘前市にあるゆめりんごPATISSERIE。
こちらのお店ではアップルパイやタルトタタン、りんごジュース等も販売しています。
ゆめりんごPATISSERIE広報担当者さんによると、「安心・安全を根底においしい洋菓子をお客様に提供することを使命として、日夜頑張っています。」とのことでした。
安心・安全な洋菓子を提供するために、どのようなこだわりがあるのでしょうか?
ゆめりんごPATISSERIE さんに詳しく伺いました。
こだわり抜いたアップルパイ
ゆめりんごPATISSERIEで販売しているアップルパイ〈324円(税込)〉は作り手の三つのこだわりが詰まっています。
一つ目のこだわりは、パイ生地から一つ一つ丁寧に手作りで作ること。
二つ目のこだわりは、青森県産の素材を使用すること。
三つ目のこだわりは、素材の味を最大限に生かすこと。
例えばアップルパイに使われているりんごは、自社農園で栽培したりんごを使用し、パイ生地については青森県産の小麦粉を使っています。
なるべく添加物を使用しないで作り上げることで、素材の味を損なわず、りんご本来の味を感じてほしいとの思いで作っているそうです。
このようにりんごやパイ生地にもこだわって作っているゆめりんごPATISSERIEのアップルパイですが、いったいどのような味がするのでしょうか。
りんごの味を引き出したアップルパイ
ゆめりんごPATISSERIEが販売しているアップルパイは、使用しているりんごによって味が変化します。
スタンダードなアップルパイは2種類あり、それぞれ「紅玉」と「ふじ」を使用しています。
紅玉を使ったアップルパイは、酸味を感じる一品に仕上がっています。
ふじを使ったアップルパイは、りんごの甘みと食感がより感じられる一品に仕上がっています。
スタンダードなアップルパイ以外にも、ラム酒で香り付けしたりんごフィリングが入っているもの、シナモンをたっぷり使用したもの等、様々なタイプのアップルパイを販売しています。
全種類、食べ比べしてみたいですね!
また、アップルパイは弘前の有名観光地「藤田記念庭園」「りんご公園」でも召し上がることができます。
観光も兼ねていかがでしょうか。
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作り手の思いが詰まったタルトタタン
ゆめりんごPATISSERIEでは、アップルパイの他にも「ゆめりんごのタルトタタン」〈1カット605円(税込)〉を販売しています。
タルトタタンは、型の中にバターと砂糖で炒めたキャラメリゼりんごを敷き詰めて、その上からタルト生地をかぶせて焼いたお菓子です。
しかしゆめりんご PATISSERIE のタルトタタンは、通常のタルトタタンとは一味違い、砂糖を使わずにりんごのキャラメリゼを作っています。
砂糖を使用せずキャラメリゼが出来るのかと不思議に思いますが、1ホールのタルトタタンにたっぷりとりんごを使うことで、りんごの果汁等を利用して砂糖を使うことなくキャラメリゼができるそうです。
タルトタタンに使用しているりんごは、すべて自社農園で作られたものだけを使用しています。
シーズンによって使用されているりんごの品種が違うため、一年を通していろいろな味わいのタルトタタンを楽しめます。
どのりんごを使ったタルトタタンもとってもおいしいのですが、どのような味がするのでしょうか。
シーズンによって違う味が楽しめるタルトタタン
ゆめりんごPATISSERIEのタルトタタンにはどのようなりんごが使用されているのでしょうか。
春~夏にかけてはふじやシナノゴールド、王林、金星などが使用されています。
ふじやシナノゴールドをメインにしたタルトタタンは程よい酸味と甘さが含まれており、優しい味わいに仕上がっています。
金星や王林を使用したタルトタタンは酸味が少なく、りんご本来の甘さを楽しめるタルトタタンに仕上がっています。
秋~冬にかけてはつがる・シナノスイート・ジョナゴールド・ふじ・シナノゴールド・金星・王林を使用してゆめりんごのタルトタタンが作られています。
秋~冬はりんごの収穫時期なので、特に豊富なりんごを楽しめます!
つがるをメインにしたタルトタタンは酸味と甘みのバランスが良く、少しあっさりめのお味になっています。
シナノスイートをメインにしたタルトタタンは甘みが強いですが、金星や王林よりはあっさりとした印象です。
このようにシーズンによって違う味を楽しめるゆめりんご PATISSERIE のタルトタタン。
非常に人気な一品で、売り切れる時もありますので、気になる方はお早めに購入してみてください。
おいしいりんごジュースも販売しているゆめりんごPATISSERIE
ゆめりんごPATISSERIEでは自社農園で作られたりんごを使用した、りんごジュース〈1リットル648円(税込)〉も販売しています。
りんごジュースは添加物や水、砂糖を一切使わずに、樹の上で完熟したりんごのみを使って作られています。
ゆめりんごPATISSERIEのりんごジュースもとっても人気で、地元・弘前の方以外にも多くの観光客から好評を得ていますので、気になる方はこちらもぜひ購入してみてください。
お客様が喜ばれる一品を
ゆめりんごPATISSERIEではアップルパイやタルトタタン、りんごジュースなどを販売していますが、今後はどのように店舗を運営していくつもりなのでしょうか。
ゆめりんごPATISSERIEの広報担当者の方に伺いましたので、紹介したいと思います。
「私たちは安心・安全でおいしいお菓子を提供することをモットーにしていますが、そのコンセプトのもとお菓子作りを続けた結果、幸いにも私たちが作っているアップルパイやタルトタタン等が好評をいただき、人気の高い商品になりました。
そのため今後はより一層おいしいと思われる商品を販売して、購入されるお客様に喜んでいただけるように頑張っていきたいと思っています。」と仰っていました。
ゆめりんごPATISSERIEのアップルパイやタルトタタンは現状でもとってもおいしいのですが、もっとおいしくなる可能性を秘めています。
ゆめりんごPATISSERIEの今後の展開にも要注目ですね。
まとめ
今回は青森県弘前市にあるゆめりんごPATISSERIEについて紹介しました。
余談ですが、自社の農場を使って観光農園をやっており、季節の果物狩りや農作業体験などのイベントを開催していますので、とれたて果実を食べたり、農業を体験してみたりしてみてはいかがでしょうか。
今回のように弘前市内にあるアップルパイを取り扱っている洋菓子店さんや飲食店、観光スポットについて色々と紹介していきますので、次回もお楽しみに。
〇店名:ゆめりんごPATISSERIE
〇場所:青森県弘前市悪戸字芦野156‐1
〇電話:0172‐87‐6477
〇営業時間:10:30~17:00(4月~12月)、10:30~16:00(1月~3月)
〇定休日:水曜日、その他不定休
〇公式:HP https://yumeringo.net/
Instagram https://www.instagram.com/yumeringopatisserie
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